熊谷です。

事務局内部のことももっと書いてくれ、というメールを何件かいただきました。
どういったことがいいのかわからず悩むことしばし。
パーソナリティたちの日常生活でしょうか。
表に出てこない事務員たちの話でもいいのでしょうか。

裏方の仕事というと企画ミーティングに参加したり、アンケート結果を集計したり、報告会の内容をWEB化したり、報告会を冷やかしたり、そんな感じでしょうか。
裏方はほとんどが未婚女性。

時々30才前の男女から
「こんなオジサン(オバサン)が(タラクカタルを)見ててもいいんでしょうか」
というメールや投稿があるようなのですが、それを聞くと事務局内では怒号が飛び交います。

「アンタその若さで何言ってんの!」
「こっちはもっと年食ってるわ!」
「その年でオバサンならこっちはバァちゃんか!?」

彼女たちの前では伊織ちゃんもたじたじ、魚ちゃんは形無し、真織ちゃんは、、、いつもどおりか、、、
しかしどなたもとにかく若い、私より年上の人も見た目だけなら私よりかなり若いです。
、、、お世辞ではありません、本当です。
見た目に騙されて勝手に同世代と思っていたら遥かに年上だったということも何回かありました。

彼女たちには私や虎太郎くん以下の男性陣(一応いるのです)は男性としてほとんど認識されていないようで、事務局内では実に赤裸々な会話が交わされます。
既婚局員の夫婦仲、恋人のいる局員の恋愛事情、スタイルの悩み、どの辺の肉が余っているかなどなどなどなど、、、

女子高校に通っていた妹が女の園は男が思っているようなものではない、とよく言っていたものですが、女子校とはかくやと思わされる雰囲気です。

そうだよな、女子校にだって男の先生はいるはずだ。
それでも女の子たちは異性の目はないものとして振舞っていたらしく、彼女たちにとっては恋愛対象外の男性教諭など路傍の石、つまり我々もここでは石ころと同じなのでしょう。

しかも彼女たちの暴走は会話だけには留まりません。
誰かが太ももを細くするのに効果のある体操を見つけた、と口にすれば昼休みでもないのにほぼ全員が席を立ち、言い出しっぺを取り囲んで大運動会です。

「足を肩幅に開いて〜」

いっせいに仁王立ちをする女性たち。
圧巻です。
何も悪いことはしていないのに謝ってしまいたくなりそうです。

「腰を落とし〜」

、、、四股でも踏むのか、と問いかけてしまいたくなる光景です。
老いも若きも、、、いえ、うら若き女性たちがいっせいに踏ん張る姿を想像して下さい、、、

「あの、、、僕たちがいること、忘れないで下さいね、、、」

という虎太郎くんの気弱な台詞も右から左へ耳を素通りです。
そんなことよりも「仕事をしろ」と言ってやれ、と心の中で言いながら自分では言おうとしない私は更に小心者、、、というわけではなく、言っても無駄だとわかっているので言わないだけです。

なんとも偉大な女性たち。
しかし、真の大物はそのような状況になっても頭一つ、視線一つ動かすわけでもなくひたすら己の仕事に没頭している、私の目の前に座っている男子社員くんかもしれません。
本当に、表情一つ変えないんだ、、、
サイボーグとかじゃないだろうな、おまえ、、、