今日は間違った使われ方をする事が多い慣用句を取り上げます
うぅ…絶対に間違えそう…
真織が正解するとは始めから誰も思ってないから大丈夫だよ
それ、気休めになってないよぉ…
次の中から正しい使われ方をしている慣用句を選んで下さい
■愛想をふりまく
■熱にうなされる
■怒り心頭に達する
■意に介する
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ハズレ〜
†*†*†*†*†*
残念!今の回答は間違っています!
真織はどれも使ってる気がするんだけど…本当に正解は1つしかないの?
使っている人が沢山いても間違いは間違いです
うーん…難しい…ヒントちょうだい!
そうだなぁ…正解の慣用句は「否定形」で使われる事が多いみたいだよ
もう1度挑戦する方はこちらから(問題文へ戻る)
正解を知りたい方はこちらです
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正 解
★☆*:;;:*★☆
正解です!
「意に介する」が正解だったのかぁ…難しすぎてわかんなかったよぉ…
まず「愛想をふりまく」だけど
そうそう!間違ってるの!?真織はよく使ってるし、人にも言われるんだけど…
「愛想」っていうのは人に対する応対の仕方の事や、相手に対する好意の事なのね。
「愛想がいい」「愛想がない」とか「愛想が尽きる」という言い方はするけど、振りまくのは「愛嬌」の方なの。
「愛嬌」っていうのは相手の笑いを誘うような言動や表情の事で愛想とは凄く意味が近いんだけど、慣用句っていうのは組み合わせが決まっているものだから愛想で代用する事はできないらしいよ
意味が近いなら愛想で代用しても良さそうなものなのに…慣用句を考えた人って心が狭いんだねぇ…
そういう問題じゃないような…
で、次の「熱にうなされる」は?
それは「熱に浮かされる」もしくは「(悪)夢にうなされる」が正解
あ!言われてみれば納得!
「浮かされる」って言葉自体に「(発熱などのために)意識がはっきりしなくなる」って意味があって、「うなされる」には「(恐ろしい夢などを見て)眠ったまま苦しそうな声をあげる」って意味があるの
熱に浮かされて悪夢を見てうなされる…略して「熱にうなされる」じゃダメ…?
さっき説明したでしょ。
慣用句は…
決まった組み合わせでしか使えない、でしょ
覚えてるならそういう事を言わないの。
最後の「怒り心頭に達する」の説明に入るよ
はぁい…これも間違いなんだよねぇ?
何か納得行かないけど…
「心頭」は「心の中」って意味なんだけど、それじゃあ「怒り」っていうのは感情の一種だよね?
それはいくら何でもわかるよぉ…
じゃあ、感情っていうのは何の働きで生じるものでしょう!
…心
その通り!
つまり怒りの感情にとっては心(心頭)は出発地点であって到達地点ではないわけよ。
だからこの慣用句は「怒り心頭に発する」が正解。
ね、納得できたでしょ?
う…納得できたのが悔しい…
で、最後に正解の「意に介する」は「意に介さない」という否定形で使われる事が多い慣用句。
「意に介さない」は「気にしない」って意味なんだけど、そのせいか「気に介さない」って間違っちゃう人も結構多いみたいなので皆も要注意!
真織はいつになったら正解する日が来るんでしょぉ…
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