やっと会えたね
01/13 07:04 (2)


同窓会の会場である中学校の中へ様子を見に行ったひーくんが、なかなか戻ってきませんでした。
帰りを待ってる間、久し振りに会った人たちのことについてみったんと話してたんですね。
そしたら突然、みったんが私の背後を見て、「ひーくんグッジョブ!」と言い出したので、何のことやらと振り向いたら、こっちに歩いてくる人が、二人。

みったんの方に向き直ると、笑顔で首を縦に振るみったん。
半笑いで「えっ。ちょっと待って。いや、あの。えっ」とか何とか言いながら角を曲がって隠れようとする私。
うろたえながらみったんと茶番を繰り広げているうち、向かってくる二人がもうすぐそこまで来ていたので、腹をくくりまして。



ずっと会いたかった有村くんと、実に五年ぶりの再会を果たしました。

(有村くんからすると五年ぶり、私は高校を卒業した春に見かけているので、厳密には五年ぶりではないのですが)


眼鏡かけてねええええええええ!!!という衝撃とショック(笑)を受けつつ、「どうもお久し振りです〜」とお辞儀。
会いたかったし、会えてるんだけど、自分の目の前に居るのがすぐに信じられなくて。
「眼鏡…!」とつい口走ってしまって、「ああ、うん。コンタクトにしました」と有村くん。

眼鏡をかけてるものだとばかり思ってたから、そりゃあ探しても分かりませんよね。
それっぽい人は成人式の会場で遠目に見かけてたんですけど、眼鏡かけてないから違うかなと判断していたので。



「俺ちょっと自転車取りに行って来る」とひーくんが言い出して、みったんまで行こうとするので「ちょ、ちょっと待って!みったん待って!行かないで!二人きりって!そんな!」と思わず言ってしまいました。
相当パニックに陥っていて頭の中が真っ白だったので、もう、本当…二人きりにしてもらえば良かったんでしょうけど、自分自身が保てそうになくて。

結局ひーくんだけが行って、戻ってくるまで中身のない会話をしてました\(^o^)/
言いたいことも、話したいことも、聞きたいことも、いっぱいあったのにずっと考えてたのに言葉が出てこないんです。
みったんは有村くんと接点皆無かつ一方的に知ってるだけなのに、どうにか沈黙が訪れないように喋ってくれて。私はツッコミを入れてみたりするのが精一杯で、自分から話し出せませんでした。




ひーくんが戻ってきて、みったんが「写真撮る?」と言ってくれて。
会えたしもういいよ…と私は渋ったのですが、「撮ろう!ね!?」といつになくみったんが強気で、やっぱり撮りたくて携帯を渡して。
みったんが撮ろうとしてくれてて、ひーくんは動こうとしなくて、「え?二人なの?」と私。

「真ん中入る?(ひーくんに対して)
「そうだね。ひーくん、真ん中入る?」
有村くんがとんでもないこと言い出しましたが、それにすかさず同調する私も私。
ひーくんとみったんに全力で文句を言われ、結局普通に三人で撮ることに。




左から私、有村くん、ひーくん。
二人で撮るのはさすがに恥ずかしいから、三人で撮ろうぜ!さあ!ほら!な感じがプンプンするスリーショット(笑)

写真を加工したので分かりにくいですが、これでも私、その時出せた精一杯の勇気を振り絞って有村くんに寄ったつもりなんです。
でも、全然寄れてなかった!びっくりするほど寄れてない!体感距離は近かったはずなのに!
有村くんといい、私といい、中学生か!とツッコミたくなりますね。シャイすぎる。照れ隠しで酷いこと結構言っちゃった気がする。



同窓会を抜けてきてくれていたので、写真撮影後に「じゃあまた!」とお別れしました。
「ばいばい!」と手を振ったら、振り返してくれた有村くんに、また驚きました。中学時代は振ってくれなかったもので。

追記へ続きます。

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