背の中央(背紋)、両袖の外側(袖紋)、両胸(抱き紋)に各1つずつ紋があること。
一番格式が高い。
男性の礼装と羽織、女性の留袖や喪服に付ける。
白生地を柄無しで黒以外の色で一色染めしたもの。
紋を入れると格が高くなり正装の扱いになる。
地紋の無い生地でグレーや紫などの落ち着いた色なら、色喪服として着ることができる。
無紋ならカジュアルな着こなしも楽しめる。
奄美大島と鹿児島市で織られている布地。
昔は紬糸だったが今は絹糸を使っている。
奄美大島に自生する車輪梅で茶褐色に染めた後に、更に泥に何十回も浸けて染め上げる泥大島が有名。
他にも白、茶、藍大島がある。
一重太鼓や二重太鼓に結んだ時に、背中の帯の膨らんだ部分を指す。
帯結びの形が太鼓橋に似ている事から名前が付いた。