追憶帳

先週末、新潟まで旅行に行ってきました。

…週末に新潟だったので、いろいろな方からスキー旅行だと思われました…(苦笑)

新潟は父の故郷であり…わたしの生まれた場所でもあります。

祖父母のお墓も新潟にあるので…

数年ぶりに、ようやくお墓参りをすることができました。

上越新幹線に乗って新潟まで行きましたが―

車窓から見える降り頻る雪、どこまでも広がる雪景色がとても懐かしくて…

子どもの頃に茨城に来て…記憶も少しずつ薄れては来てしまったけれど。

雪景色は原風景として心に刻まれているのかも知れません。

縦になっている信号機…雪避けがしてある木々…冬の荒れた日本海…

全てが懐かしい。

思えば、わたしが最後に冬の新潟に来たのは祖母の葬儀の時だったので…

もう、１０年近く前でしょうか。

だからこそ、余計に懐かしく思えるのかも知れません。

新潟に着いて本家に顔を出して仏壇に挨拶をして。
海沿いを歩いて伯母の家に行きました。

海沿いの伯母の家はわたしが一番縁の深いところでもあります。

久しぶりに会いましたが、伯父も伯母も従兄も相変わらず元気そうで何よりでした。

３日間の滞在でしたが白山神社に参拝したり、本町の市場を覗いてお土産を買ったりとのんびりと過ごすことができました。

白山神社は…小さい頃、家族と来た記憶があります。
わたしが過ごした頃と、だいぶ様変わりしてはいても…

やっぱり、なんとなく覚えていることがある。


飛鳥ちゃんにも言われましたが、何やらわたし…

イントネーションが違ったらしいです…(苦笑)
本人は無自覚だったんですけど、ね？

耳で覚えていたんだろうなぁ…。久しぶりに聞いて、無意識に出てきたのではないかと思われます…。


新潟にいた３日間、わたしは魚ばっかり(しかもお刺身ときた)食べてました…(苦笑)

しみじみ、魚が美味しかったなぁ…。

何やら物騒なタイトルなんですが…

実は正直な心境です(苦笑)

先の記事で申しました通り、先月末に北の方様(仮)のお宅の正月料理をせっせと作りました。

通常業務+αで。

通常のものより細い千切りが大変だったなます…
白くないと怒られるのでとっても気を遣って作った酢ばす…
大根や人参はすべて面取り、椎茸は飾り切りまでして作った煮しめ…
こんにゃくを入れて切り方を揃えてじっくり煮込んだきんぴら…
時間をかけてふっくらと煮上げたきんとん豆…

それら全てが。

そのまま戻ってきました。

そのまま、です。

中身が減った形跡はありませんでした…。

北の方様(仮)曰く、食べるものがたくさんあって食べそびれたらしいです。

でも。

そんなの解りきった話でしょうに。
お正月ってことであちこちにいろいろ注文なさっていたでしょうしねー…。

毎年作らせているからってわたしに頼んだのもそもそも違うし。

本来は病院で作るものなんですよ。
ただ…

今回は先輩も退職してしまって、今いる方達は誰も北の方様(仮)のお宅の正月料理を知らない。

しかも。

まだまだ仕事が覚束ないから作れないだろうと思われる…

ということで、わたしにお鉢が回ってきたというわけです。

…施設のお正月準備で忙しいのに、ね(苦笑)

その合間を縫って、作ったのに…

ケアマネさんにはちゃぶ台のごとくひっくり返してやれとか言われましたが、出来るものならやってみたいわ(苦笑)

さすがに振り上げた拳の下ろす先が見当たらないというか、釈然としないというか―

まぁ…

真面目に考えても辛いだけなんで、味付けの文句が出なくて良かったって考えておくことにします。

残った料理を入所者に出せとか言われましたけど、そんな危険なことは出来ないので…

厨房組の面々に少しずつ食べていただいて供養しました。

そうでもしないと、食材たちが可哀想ですもの…(涙)

あけましておめでとうございます。

更新率がすっかり下がりっぱなしなわたしですが、今年もよろしくお願いいたします。

…なんて。
改めて書いてはみましたが…

わたし自身は、全くお正月って感じがないんですよ…

職業柄、年末年始は仕事ですし、ね(苦笑)

今年も３０日〜２日までの４連勤。
しかも…

３０日は北の方様(仮)のお宅の正月料理を作ってました…

通常業務+α、で。

きんぴらやら煮しめ、なますなど…

５品くらい、かな？

３１日はそれを届けに行って…

１日、２日は此方の施設も正月料理なのでそれの準備もあったし…

結局、４日続けて早番でした。
前半２日は残業つきです(涙)


あ、でも。

１日に職場の皆様とお雑煮を食べたときはお正月って感じがしたかなぁ…

一瞬だけど(待て)

とりあえず、こんなわたしですが今年もよろしくお願いいたします。