18/01/28 20:50 (:美術)
  国立西洋美術館の北斎とジャポニズム展ミニ感想

北斎とジャポニズム展よかった…。
北斎がなくても単体で見応えのある絵も沢山あったから楽しかった。

個人的に嬉しいの箇条書き

・メアリーカサットの青い肘掛け椅子の女の子の実物があまりに可愛らしくて、部屋に飾れたら毎日和むだろうなと思ったくらい。

・ルドンさんの黒い版画時代の変な人面草や人面魚

・モローのヘラクレスVSヒュドラの絵
→正直一番テンションが爆上げした絵。
まさか見れると思わなかった。かなり大きな絵で、近寄って見たらヒュドラの首一本一本が違う種類の蛇!?
ぼんやりしてるかと思ったヘラクレスの顔部分も近寄るとパッとイケメンフェイスがくっきりしてきてドキッとしました。
これが観れただけでよかったー!
。゚(゚´Д`゚)゚。

・ナビ派のボナールさんのゆるーい絵

・ガレの蝙蝠の壺とペリカンとドラゴンのツボ→憧れの悲しみのガラスシリーズ(真っ黒なガラス)じゃないかとまたしても大喜び。
真っ黒かと思ったら違うのね。
赤とこげ茶と紫が混じり合ってあの独特の黒い色を生み出すんだなぁと感動

・ティファニーの緑色にきらきら光るトンボのガラスランプ

・ドガのバレリーナ絵を3枚

・モネの淡いパステルの色彩にうっとり
水面に使ってる桃色+ラベンダー+空色+オレンジの組み合わせが好き

他にも知らない画家さんでもキラリと光る風景画も作品がどれもよかったです。
私の好きなモローもガッツリ影響をうけてたのかぁ。北斎すげー。

外人さん達が北斎漫画や浮世絵から思い思いに好きな絵をピックアップして、好きなように改造する楽しさがよく伝わってきました。
私も手持ちの北斎本から何かお借りしてお絵描きをしたくなりました。

最終日なだけあって混雑してましたが、11時前に着いたからか10分待ちでわりかしスムーズに入場。
最初あたりは混みすぎて何も見えなかったので、大きめの絵と見たいやつを目当てにチョコチョコと鑑賞。
混んでてしんどかったんですが、音声ガイドが骨董店の店主という設定の松重さんのゆったりボイスだったので思わずささくれ立った気分も
(*´∀`*)
となったり。

今年お初の美術館は大変お腹いっぱいになりました。
添付は買ったもの。
図録はいまいちピンとこなかったので、気に入ったメアリーカサットの女の子の絵とプラスアルファで2枚手にとったポストカードと、
松重さんの音声ガイドで流れてたドビュッシーの海が綺麗だったので購入した海外のCD。
ドビュッシーがいたころの今はない楽器を使って忠実に再現したそう。牧神の午後も入ってて素晴らしい!
なんかこう美術展で気に入ったクラシックのCDを集めてみたいかも…。
去年買ったミュシャ展のモルダウのCDも良かったし…。
(´∀`=)


ドビュッシーの海。北斎の例の波の絵をみて作った曲らしい。


この絵。


持ってる本。眺めてるだけでワクワクします。



話題:美術館・博物館


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