17/10/26 16:31 (:映画)
  12人の幽霊と魔除けガラス張りお化け屋敷『13 ゴースト』ミニ感想


火事で奥さんをなくして落ち込むパパ、ティーンの娘、チビ息子、ベビーシッターの黒人のお姉さんの貧乏な家族のもとに、ほぼ面識のなかった伯父が亡くなったので屋敷を相続させてやるという話が舞い込む。
さっそく家族揃って屋敷に訪れその豪華な造りに感激していたら、そこは魔除けガラスの牢屋の中に12人の凶暴な幽霊が閉じ込められた幽霊屋敷だった。
しかも、メンバーの一人がやらかして牢屋の鍵を開けてしまったので幽霊が放たれてしまって…という話。

12人も凶悪な幽霊が出るから12人分は誰かゲログちゃで死ぬかと思ったら、かなり生き残りは多いです。思ったよりグロは少なかった。
実質スパーンとなったりグッシャァアとなったりザックザクになるのは3人くらい。

途中で仲間になるヘタレのサイコメトリーの兄ちゃんと黒人のベビーシッターの姉ちゃんがいいキャラをしてて、お約束どおりにお子様とティーンの姉ちゃんにはイライラさせられました。
ヘタレ兄ちゃん・眼鏡・霊能力のキャラは有能説。ヘルハウスとTATARIしか参考にしてないけど。


↑一番弱そうだったヘタレの霊能力者の兄ちゃんが幽霊の大ボスを罵りまくって倒す映画。
有能そうに見えるキャラを頼りにしすぎちゃいけないと覚えた話↑

******

ゲログちゃ要素は上記のように殺されるメンツが意外と少なかったので、ゴーストたちはほぼ主人公たちをワーギャーさせる賑やかし要員かひな壇芸人のような扱いでした。

出てくる幽霊はおぼろどうふの記憶によれば、
・鳥籠かぶった妖怪ザクザクジジイ(死霊のはらわたの地下から出てくる白い顔の幽霊に似てる)
・顔に釘がささりまくって、ハンマーを振り回してくる巨漢の黒人さん
・血塗れバスタブに豊胸手術済み全裸のちゃんねー
・影の薄い革ジャンの兄ちゃん
・でかい怪力オッサン、デストロイヤー
・顔と両手首に木の枷をしてる婆さん
・超巨漢の肥満児とその母親
・革ベルトで首を縛られた姉ちゃん
・頭に矢が刺さったイタズラ小僧
・首と胴体と下半身が梱包済みのオッサン

あと一人はネタバレになるから伏せときます。
幽霊は物理的に攻撃して、主人公側は基本的に逃げるか魔除けガラスで防御するしか出来ません。

地獄呼び出し装置のお屋敷の凝った仕掛けと幽霊見える眼鏡もいいアイテムです。
片方幽霊見える眼鏡をかけた人が、かけてない人が幽霊に襲われるのを見て、
「よけてぇ!」
「いいから今すぐ後ろに下がれーッ!」
と上手くサポートしてる場面はよく出来てました。

始終ひたすらスプラッタが続かないで丁度いい加減のグロシーンと終わった後味が悪くないのも良かったです。
生き残って欲しいメンバーは大体生き残るのも家族愛…(´;Д;`)ってなります。

映像特典ではガヤ、もとい12人の幽霊の紹介VTRも奴等の本名と出自が分かって、なかなか面白かったですね。

うん、ダークキャッスルの作るホラーは外れない気がする。
グロ始終じゃないのとカラッとしてる空気がいいんだよなぁ。


一番グロいのは冒頭の豪華客船のダンスパーティー

お兄ちゃん頑張れってなる映画。


ジャケだとこのツラだけど、本性を出すまでのエスターは本当に可愛らしいのよね。そりゃ騙されるわ。


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