ニコラス・ケイジのテロリストとトラボルタ（以降トラぽん）演じる刑事が、諸事情で憎み合うお互いの顔を取っ替えてドンパチして追いかけ合って色々ややこしくなる話。
午後ローにて観たら、ニコラスケイジを大塚明夫、トラぽんが神谷明で耳も楽しい豪華なキャスティングでした。

トラぽんはニコラスケイジの仕掛けた時限爆弾の秘密を知るケイジの弟から話を聞き出す為、手術してニコラスケイジの顔になり刑務所へ向かう。

だが植物状態だったケイジが復活して医者を脅して保存してあったトラぽんの顔になり、手術した医者と顔を入れ替えた捜査の秘密を知ってた刑事をぶっ殺してトラぽんになりすましてしまう。

顔を取り替えた事を知る人はこの世に誰もいなくなった。
トラぽんは強力磁石で床にはりつく変なブーツとバイオレンスな刑務官に囲まれて難関不落の刑務所に閉じ込められたまま、ケイジの弟もさっさと逃げ出してしまった。
トラぽんの愛する嫁さんもグレかけの娘さんもその事を知らない。ケイジの魔の手が伸びるんじゃないか。自分も強面の野郎どもに囲まれて大変。
トラぽんどうしよう！！
そんな勢いで手に汗を握りながら、最後まで一気に観てしまいました。

いやあッ、面白かった！
最後はありとあらゆる大爆発にドンパチもあって楽しかったです。

最初話をよく知らないで見たので、あれニコラスケイジが悪役？珍しいなと思ってたら、そういう事だったのね。

トラぽんもニコラスケイジも演技が上手い俳優さんだと分かりました。
真面目で優しいパパの顔だったトラぽんが入れ替わったら憎たらしい顔になるわ、あんな悪人ヅラだったニコラスケイジはおどおどした涙目になるわで、こんなキチッと表情を使い分けられるなんて驚いたもの。
顔を入れ替えてニコラスケイジになったトラぽんの様々な大ピンチと、余裕で脱出してトラぽん刑事になりすまし圧倒的優位になったケイジ。
その事で起こる沢山の入れ替わりフラグが回収されてくのがとても面白かったです。

ハッピーエンドに終わって良かった良かった。
最終決戦の教会で鳥の羽ばたく中、静かに歩むニコラスケイジが大変男前でした。
( ＾∀＾)

ネットで感想をみてたら、この配役を最初スタローンとシュワちゃんでやる予定だったらしいです。それもある意味観てみたいな。
スタローン×シュワちゃん＝映画『大脱出』、前から気になってるんだよなぁ。



とりあえず、午後ローで録画したスタローンの『クリフハンガー』から観るつもり。


スタローン充になるぞ！
(｀・ω・´)


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