2017.4.1 21:55


最近読んだ本について。

1つは『愚行録』
映画を観て衝撃受けて、観た次の日に買って、普段読むのが遅すぎて最悪1年はかかる私が2日で読み終えた感動・・・

いやあーーーーーー人間ってイヤだね!でも清廉潔白な人間というのも嘘臭いね!ちょっと嫌なくらいがちょうどいい!と感じる話であった。

私は宮村さんに超感情移入したので、夏原さんや田向が嫌で嫌で仕方なかった。
大学に入ってから嫌だと思う人が上記2人のような、好かれ方を知っている、生きるのがうまい奴ばかりだったから(^з^)-☆Chu!!
田向の同僚の話が嫌すぎ不快感MAXだったけど、映画のパンフレットで記者が寄せた感想で「ああーーーーーーわかった私の不快感の謎!!」とスッキリしたのでよかった。愚行録は映画のパンフレットの作りもよい!!
宮村さんにもイヤな部分はあって、そこがよかったな!!あの、よくいる、大衆向けなものを貶し、知る人ぞ知るマイナーなものこそ最高みたいな思考のあれ
宮村さんと元カレの映画についての会話はアイタタタ!!!と震えました。漫画の『重版出来』にもあったな…
映画で宮村さんの元カレを演じた中村倫也さんの大学時代と卒業後の変わり方が見事でニヤニヤした・・・
役者ってすごい。

いろんな人がいるからほぼ必ず誰かにわかるわかるorうざ!ムリ!って思えるところが桐島だな!と感じました。桐島だと私は完全に前田

原作の最後が読んでてめちゃくちゃスッキリした。お兄ちゃんありがとう!!

2つめは洋書『WONDER』
だいぶ昔本屋で見かけてあらすじと表紙に惹かれたけどその頃はまだ邦訳版が出てなくて、愚行録買ったとき邦訳版が出てるの知って、愚行録読み終えてから買って読みました!こちらも2日で読了!!

感想書かれたブログに「人前では読まないで」と書かれていた意味が分かりました。
たぶん1Pごとに必ず涙を流していた思い出・・・

人は知らず知らずのうちに他人を傷つけていて、そして自分を責めて、どうしようもなく落ち込んで、いつしか耐えることに慣れてしまう。泣くことすら忘れる。

個人的にお姉ちゃん目線の話があまりにも胸にキて、涙腺崩壊しまくってたまらなくなりました。おばあちゃんとの会話とか、すごかったなあ。。
似た境遇だから気持ちが痛いほどにわかる恋人の話もよかった。

高学年向け児童書ですが、大人が読んでも、いやむしろ大人が読んでほしい内容!!
映画化しそうやな〜〜と思ってたらまじで映画化してた!!
アメリカで今年の11月公開。
日本では来年かな!??
楽しみです!
すごーーーくおすすめなので、たくさんの人に読んでほしいです

「いつでもあんたが世界の中心じゃないの!」というセリフになぜか謝りたくなりました・・
いやもっと胸に刺さるセリフあるんですけど1番身近(?)なセリフがこれだった笑

次は『ものすごくうるさくて〜』の原作を読む予定(^。^)

おわり



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