話題:私の車


この寒い中、半日外にいた神田です

朝っぱら紺パッソのエンジンが掛からなくてね…

思えば最近紺パッソは近場にしか動かしてなかったからかな、バッテリーが弱くなってしまったようだった

ただ完全に上がってなかったので、ボンネットをスリスリ撫でてみたり、力一杯車体を揺すったりしてたら運良く掛かったよ

だけどエンジン止めたらまた掛からなくなりそうだったので、我が家に一番近いトヨタの店に電話をした

そしたらさ、バッテリー充電には一晩預かることになるand料金3千円を頂くと言われ、馴染みのない店だと事務的に扱われるのかとガッカリした

そこで昼間の予定を全てキャンセルして、いつものトヨタに走った

だが俺の担当のトヨタマンはまた不在で、他のスタッフも出払ってる時に着いてしまった

どうしようかなと暫し考えたが、取りあえず少しの間でも充電だけはさせてもらおうと思い、紺パッソからバッテリーを外した

そして、事務の女の人には許可のようなものを取って、勝手に充電作業開始

そのうち店長が帰ってきたので、売り物の車のバッテリー貸してもらえませんか?と聞いてみた

すると店長は快諾してくれた

そこから紺パッソのバッテリーの寸法を計り、同じ寸法のバッテリーを積む車からそのバッテリーを拝借した

売り物の車から外す時だけ店長にやってもらい、あとは自分でやったけどね、最近こういう若干お手手が汚れるような作業をしてなかったからかな、凄く楽しかった

風がびゅーびゅー吹いて手先が冷たくなったけど、それよりもドライバーを捻る喜びが勝った

しかも料金なんて発生しないしね

「ここにある物だったら勝手に使って下さいね」という嬉しい言葉も貰えて大満足

そして熱い珈琲もごちそうになって万々歳

ここまではホントに凄く楽しかったのですよ

このあと担当のトヨタマンから、「神田さん、あの、ちょっとお願いがあるんですけど…」と言われるまでは最高だった


つづく