話題:四季折々の木の実、果物


干し柿をつくってみた神田です

3週間前、いつもの八百屋に渋柿を注文した

ネットでも調べたけど、そこのおやじにやり方を習った

あまり苦労はしなかったね

皮を剥いて、凧糸を通し、ベランダの端っこに吊り下げておくだけだから

雨が当たるとカビるらしいので、雨の日だけ部屋の中で干した

雨の日が少なかったのがよかったな

ホントはね、山から吹くような冷たい風が必要なのだが、平地ではそういう風は吹かないので、うちわで早朝扇いではみたけど効果があったかどうかはわからない

それでも八百屋のおやじが作った干し柿と比べても遜色ない見た目に仕上がった

味は俺が作った方のが甘いんじゃないかと思ったけど、おやじが負けを認めないから引き分けでいいや

初めてにしてはいい出来だと言ってくれたので気分はいい

この干し柿は全部で30個作ったのだが、ほとんどを知り合いに配ってしまった

年配の人は笑顔で受け取ってくれたけど若い奴らはダメだね

商品として出てる「あんぽ柿」のような物でも滅多に食べないと言うし、素人が作ったこんな色の悪い物には興味ないみたい

それでもイケイケは喜んで食べてた

「甘〜〜い」と言ってくれたもんだから、この娘には5個やった

バレンタインdayにはチョコ作ってくるねって言ってた

1個は確約(笑)

ビキニは「あら珍しい」と言った後1つ食べてたけど、種に気をつけろと言ったそばから小さく乾燥した硬い種を噛んでしまったようで変な顔になった

なので、女将さんにもあげてよ、と4個やって逃げてきた

一番喜んでくれたのはウォンバットだ

「こんなの作れるなんて凄い」「うちのお父さん干し柿が大好きなの」と言うから、それならばと10個やっちまった

最後に残ったのは妹と御曹司妹の胃袋に消えるだろう


こんな簡単にできるんだったらもっと沢山作ればよかったな

でも干す場所が限られてるからこれ以上は難しかった

来年は干し場を作ってからにしようかなと考えてる神田でした