話題:えっち。


宿の部屋には露天風呂があった

昼間だったら外の景色を眺めながら気持ちよく贅沢な時間を過ごせそうな空間

だが夜は暗かった

先に入る?と聞くと「一緒に入りましょう」と楽しそうな声

どうしようかなと思ったんだけど、俺の腰が痛いの知ってるから悪さはしてこないだろうと予想し同意した

この2人は前に一緒に風呂入ったことあるからね

あの時は風呂で寝てる時に襲われたんだけど‥(^^;)



真っ暗な風呂に浸かって色んな話をしたけど、ふいに「腰大丈夫ですか?」と声がして、俺の腰に手を当てたB子

そのタッチが優しかったんだよな

そこでまたちょいとエネルギーが欠乏しているのを自覚した俺

自然とB子の胸に手がいった

自分勝手で申し訳ないのだが、おっぱいを触れば元気を取り戻せるおっぱい星人なのだ

ところが、指先に触れた筈のおっぱいはいつも以上に物凄く固かった

B子のやつ、バスタオルを巻いていたのだ

なななんでバスタオル?と聞くと「やっぱり裸ってわけにはいかないでしょ」と至極当然の答えが返ってきた

そうか‥と呟くと、B子は俺の腰の辺りを撫で回しながら「私、塾長の何なのでしょう」と寂しそうに言ったのだ



この時は適当な答えでは許されないような感じだった

あやふやな関係のままここまで引っ張ってきた罪悪感もあったしね

だからこの女と一発やってもいいかなと思った

お好み焼き屋のビキニ娘とねんごろになると、いずれ結婚の話が出る

それは非常にまずいわけで‥

ではB子とだったらどうかと言えば、この女は愛人タイプってのかな、俺に彼女(実は嫁さん)がいることを知ってて迫ってくるからね、そこで取引が成立する余地がある

以前セフレになりましょうと言われたし


だが、ここでも逃げてしまった

体調が万全でなかったのもある

結婚してることを言ってないのにそういう関係になるのはまずいと思ったのもある

そこで「のぼせそうだ」と言って先に風呂から出てきてしまった


その後少ししてB子も出てきたが、さっきの発言は無かったかのように普段通り楽しく過ごした

ビールを飲みながらバカ話で盛り上がった

だがアルコールが入るとダメになるこの2人(>_<)

話題が卑猥な話に移行しても暫くは平気だったのだが、B子が「暑〜い」とか言い出して浴衣の裾を捲り上げた時に耳の中でゴングが鳴った


つづく