話題:夫とデート


話題は夫と‥だけど今回は嫁と‥です


車検は無事に終わったのだが、ブレーキにトラブル発生でまたまたトヨタまで行くことになった

今週3回目(>_<)

普通なら取りに来るだろと思いながらも、ちょびっと例の罪悪感もあったので渋々出発した神田一行

助手席にはN女史も乗っておりました

朝からイチャイチャモミモミして一緒に行くと言わせることに成功(笑)



でトヨタに着くと、いつものツナギがサササと寄ってきたからキーを預けた

続いて何やら長々と書いてある名札を付けた背広が「わざわざ本当に申し訳ございません」から始まって「お待ちいただいてる間に、只今珍しい車がありますので、よかったら試乗してみませんか?」ときたもんだ

珍しい車?試乗?そんなことどうでもいいから早くブレーキを直してくれ!と一瞬思ったのだが、N女史が「あっ」と歓喜の声をあげたので視線の先を見ると、そこに屋根が極端に低い車があった

それは86(ハチロク)っていうスポーツカーだった

なんでも試乗するのにも予約が必要で、それも何週間も待たないとできない車らしく‥


神田は屋根の低い車には全く興味がないので、試乗はN女史に任せ、店内でひとり待つことに

10分ほどたってツナギが「大変申し訳ありませんでした。ハイブリッドは若干特殊でして‥、ブレーキ液の量が少なかったみたいです」なんて言いやがった

ブレーキ液の量に関しては俺も疑ったのだが、天下のトヨタがそんな初歩的なミスをする筈がないと思って、勝手に電気的なトラブルを予想してたのさ



だがツナギが床に膝をつけ、額も床につくんじゃないかってくらい頭を下げるもんだから「そんな気にしないで下さい。診てもらって安心しました」とか言っちゃってた神田

大人が俺みたいな若造にそこまで頭を下げるってのはあまりない光景だし、例の罪悪感もふと頭をよぎったし‥;


そこで、ブレーキを直してくれたことと、珍しい車に試乗させてもらえるというスポーツカー好きにとっては幸運なチャンスをくれたことを感謝するような言葉を発したあとに「今朝になってわかったことなんですが、母が代車のポルテのスライドドアを開ける際に、後ろにあった柱に当てちゃったみたいなんですよね。どこか悪くなってなかったでしょうか」と言ってみた

そしたらツナギから「戻していただいた際に内外装共に点検しましたがどこも悪くなっていませんでした。大丈夫です」と返答

テーブルの下でガッツポーズ神田

オカンごめんよ(笑)



その後試乗から戻ってきたN女史も席につくと、話題が86一色になった

カタログを渡され「次の車検までには是非御検討下さい」と背広に言われ「はい」と笑顔で答えたN女史



帰り道、正常になったプリウスの中でも興奮気味に語りまくりで、連れてきてよかったなと思った

あのことは話したけど気にしなくていいって、と言った時は「あーよかった〜」と心底ホッとしたようだった

どういう風に言ったの?ときたから、タイミングを見計らってオカンに被ってもらった、と言ったら「ブフフ」といつもの笑い方(笑)



そんなデートだったの巻