話題:お疲れ、自分

あれだけ騒がして、結局雪は降らなかった

ここ数年、天気予報は大袈裟なんだよな

ま、降らないとか言ってドカッと降ると、各方面から文句が出ると困るってやつかな

色んな判断を他人任せにするからこういうことになる

天気図だけでなく、空や寒暖計を見て、自分なりに天気を予想する能力を養わなければいけないと思った


それはそうと、寮泊はうまくいった

酒のつまみをどうしようかと思っておったが、班の女の子ちゃん達が自作の惣菜を持ち寄ってくれたので、鬼軍曹御満悦

それによりピッチが上がって早々に潰れてくれた

寅吉が「なんであーゆー飲み方するかね」と言っていたが、楽しんで頂けて良かったでごわすと答えると、寅吉はうんうんと頷き、俺の肩をポンと叩いて寝る部屋に消えた

この2人だけだからね、気を遣わなきゃいけないのは

残りの奴らは俺の指示に従ってくれるので問題ない

ただ、翌日休みだから夜の街に出ると言っていたビッグマグナム先輩が、突然現れたのには驚いた

先輩の布団は借りてなかったもんで、家まで送ることになったのは誤算だった

寝る時間が大幅に遅れたし、雪は降ってなくても寒かったからね



そして翌日、寮長としての役目から解放された訳だが、やはりどっと疲れた

仕事中は終始睡魔との闘いだった

ぼーっとしていた時間帯もあったと思うが、誰からも何も注意されなかったから良かったけど




寮に戻ると、夜勤明けの下っ端ちゃんが俺の布団で寝ておった

焼きそばが置いてあったので、シャワーを浴びた後にそれをチンして食べ、布団に潜り込んだ

いつもの背後からの添い寝

抱き枕みたいな物があるとよく眠れるんだな

2時間くらいしか寝てないのに、普通に寝た気分

そして2人共夜勤に突入して今に至る、と




この時間、また眠くなってきた

だが先輩から数時間毎にメールが来る

「今、サキちゃんと一緒に寿司食ってる」と

サキちゃんってどこの店の嬢だったっ毛な…と思いながらも、楽しそうですねと返す

先輩酔っぱらってるんだろうな、画像を送ってくるのはいいんだけど、デカ過ぎて表示できないんだけど…



疲れる


(>_<)