話題:野菜


芋は買いに行くと帰りは手が疲れるから、沢山欲しい時は市場から配達してもらう神田です

今回は埼玉県産を指定した

生産量は千葉県が全国第1位なんだけど、今年は台風で千葉がやられたので、千葉県産が高値なのよ

そこで第2位の埼玉県産を希望したのだが、やっぱり少し高かった

ただ、ものは良い

煮るとねっとりしていい感じ


昨夜はこれを何個剥いたかな

20個くらい剥いたような記憶

それを妹が煮たんだよね

『煮っころがし』ってやつかな

今朝、タッパーに入れて持って出た



先輩が里芋の煮物が食いたいと言うので小料理屋さんに行ったんだけどさ、出てきた料理が先輩が思っていた里芋の煮物とは違ったようで、「これじゃないんだよな」と小さく呟いたのよ

出てきた料理は上品に見える白煮だった

そこできっと煮っころがしの事を言いたいんじゃないかと思い、妹に作らせた

俺が作ってもよかったのだが、最近ちょいと煮物の出来がよくないもんで、妹に頼んだのだ

仕上がり具合は完璧だった

タッパーの蓋を開けて先輩に中身を見せたら、「これこれ!」と言って箸が止まらなくなった

普通は半分くらい食ったら、あとは残すでしょ(?)

ところが残り1個になったところで、ようやく箸を止めた先輩

「これ全部食っていいの?」と

残り1個じゃ全部食ったのと同じじゃないかと思ったが、俺は作りたてを食べていたので、どうぞと言ってやった

すると先輩はニッコリして最後の1個を口に運んだ



里芋が好きな人は俺の周りには多い

ちなみに先輩家は家政婦さんがごはんを作ってくれるようだけど、あまり美味くないらしい

だから先輩は外食が多いのだけど、それだからか家庭料理に飢えてるところがあるんだよ

金持ちでも食生活が満たされていないと不幸な感じ

その点ウチは妹が家にいる限りは大丈夫

とは言っても縛りつけるのも可哀想だわな

明日は俺が作ろう