ニットの魔力


話題:おっぱい


爺が入院するとウォンとの連絡が密になっちゃうんだよね

距離を置いてもいいかと思っていたが、院内情報提供者として残しておかなければならないことに気がついた

彼女の仕事が終わる時間に病院の駐車場で待ち合わせ、そこから適当にお喋りできる場所に移動する

その日は喫茶店に行った

だが店内が混んでいたので車の中で待機

その間に色んな話をしたが、乾燥肌の話になった時に、俺の耳が荒れていることにウォンが気づいたのだ

ニベアみたいなもの持ってる?と聞くと、ニベアではないが似たような物は持ってると言うので借りることにした

「見えないだろうから塗ってあげる」とウォンは言った

確かに自分の耳は見えないもんな

ウォンは着ていたコートを脱いだ

その時、丸い山が目に飛び込んできた

ウォンは夏みかんの持ち主なのだ

ニットのセーターの盛り上がりが俺のおっぱいセンサーを直撃した

揉みて〜って気持ちになったが、大慌てで手をジャンパーのポケットに突っ込んだ

彼女はチューブから指にクリームを出し、それを俺の耳につけてくれようとしたがすぐに「下向いて」と発した

言われるがまま下を向いたが、すぐそばに夏みかんが!!

しかもちょっといい匂いがした

耳にクリームをつけてもらってる間じゅう俺は目をつぶっていた

目を開けると、野獣に変身してしまいそうだったから

危なかった(>_<)



天使の誘惑


話題:おっぱい


徐々に性欲が戻ってきたような気がしてる神田です

爺が入院すると毎日のように病院に行かなくちゃならないんだよ

受付から売店から病棟まで全部女と接することになる訳だ

自然とおっぱいの大きさを確認しちゃうよね

サーチビーム出しまくってるもんだから病院から出てくるとどっと疲れちゃったり(^^;)


ナースで1人凄くスタイルのいい人がいるんだよ

横から見た感じがカッコいいのだ

ナース連中は痩せ型が多いがぺっちゃんこも多いから、好みのサイズを持つ人が現れると嬉しくなる

ロビーにはナース用の飲み物マシーンがあるんだよね

ボタンを押すと紙コップ半分くらいの量の水かお茶のような液体が出てくるんだけど、喉が渇くのかナース達はそこにしょっちゅうやってくる

俺はそのマシーンのそばで観察できる訳よ

そしてスタイルのいいナースには大抵話しかけられる

「今日はお天気いいですね」とか「今お爺さんリハビリ中なのでもう少し待ってて下さいね」とか

爺が部屋を移動した日には書類にサインをくれとテーブルの上に肘をついて、なんと谷間を見せてくれたよ

久々に生の谷間を至近距離で見てしまい、思わず吸い込まれそうになった

危なかった(>_<)



つづく


gray adidas(大)


話題:バッグ


いつだったかgray adidasというタイトルで記事を書いたが、それと同時に買ったもう一つのgray adidasの紹介

サイズを忘れてしまったが、神田が持ってるバッグの中では大きい方に入るかな

沢山物が入れられるから嬉しいぞと思ったのだが、買ってからチャックの使い勝手がよくないことに気づいた

チャックの所だけが貧弱で、すぐ捻れちゃうんだよ

そこを直してからじゃないとチャックを開け閉めできないんだよな

失敗したなと思ったけども、チャックを開けたままトートのように使えばいいかと思い直した

または材質が柔らかいので折り畳んでリュックの中に入れ、いざという時の買い物バッグの代わりにしようかな、と

ところがこのバッグは全然違うことに使われてしまった

爺の衣服を入れる用になったのだ

爺の家の家事を頼んである家政婦さんがいて、その人に施設に入るための爺の衣類をまとめてくれと頼んだのさ

ダンボール箱に入れてくれたら車に積んで運ぶから、とね

そしたらその人、よかれと思ってだと思うが、ダンボールより持ちやすいと考えたのだろうな、俺がソファーの上にポッと置いたこのgray adidas(大)値札付きに爺の衣類を詰めてくれちゃったんだよ

「ダンボールよりバッグの方がいいでしょう」と言っていたが、それを見た瞬間、そのバッグは無かったものと考えることにした

爺の物が入ってしまったことでケチが付いたから

海外ドラマや洋画ではさ、退職する人が机の上の物を運び出すのにダンボール箱を使うでしょ?

俺も半分は欧米人だから、移動した先でまた出すような物に関してはダンボールを使いたい派なのよ

文化の違いが出ちゃったってことだね

だが値札が付いてる物に入れるか?普通…と気分が悪くなった

その家政婦は即刻クビにして、次からは違う人をよこしてくれと派遣会社に頼んでしまったよ(^^;)



だからこのgray adidas(大)は今施設にある

一度も使わずに爺の所有物になったのと同じだな

要するに、糞爺にくれてしまったという訳

爺の衣類運搬用として使わなくなったら戻ってくるが、よく洗って乾かしてから何に使うか考えようと今は思う


new小銭入れ


話題:100円均一ショップ


ビキニを誘って百均に行った神田です

先週ダメになったデートのかわり

彼女は俺に持たせてくれるおかずを入れる用のタッパーをカゴに入れた

選ぶのに時間を掛けてたね

タッパーなんてどれにしたって似たような物じゃないの?と言おうとしたがやめた

何か言う立場にないからね

蓋の色の希望を聞かれた時には何色でもいいと思ったが、ブルーがいいなと答えた

デートは会話が大事だよね(^^;)

他にはザルや何やらをカゴに入れていたが、台所用品だけでカゴがいっぱいになった

それから店内をぐるりと回ったのだが突然、「私の物ばっかりになっちゃったね。パパン神田は何か欲しい物ないの?」とビキニに聞かれた

欲しい物どうこうよりも『パパン神田』に馴染めないんだけど…、と小さな声で答えたのだが、ビキニはニコニコしてるだけ

この呼ばれ方も受け入れるしかないのだろうね

神田が取れてパパンだけになる時もある

そのうちンも取れてパパだけになっちゃうかもな(^^;)

もうどうにでもなれだ


財布やカード入れのコーナーを見つけた時にふと立ち止まり、俺は小銭入れのチャックの滑りを確認した

爺が入院中の病院に行った時は駐車料金が発生するんだよね

1時間以内は無料だけど、1時間以内で戻れない時が多いから常にと言ってよいほど100円はかかる

だからそれ専用の小銭入れがあったら便利かなと

運転席から手を伸ばして機械に100円を投入する仕組みなんだけど、チャックの滑りがよくないと焦ってしまうなと思って

だけどどれもあまり使い易そうになかった

チャックの滑りは合格でも、全体の形状や材質が俺の手に合わなくてね


見ていたビキニがクッションケースでもいいんじゃないの?と言うので、次はそれがあるコーナーに行ってみた

そこで見つけたのが写真の小さめクッションケース

色んなサイズのがあったけど色が少なかった

何色を選んでも内側は黒だった

もうそこで買う気が萎えたがビキニが「このくらいの大きさだったら邪魔にならないんじゃない?」と言うからそれにした

だけど買ってから中に100円玉を数枚入れてみて、なかなかいいと思った

チャックの滑りはいいし軽いしで、使い易そうな感じがした

ヒモが付いてるんで、車のシフトノブに引っ掛けられる

本来は落としたりして壊れたら困る物を入れるケースだけど、別の使い方もできるんだなという発想がこの日の俺には無くて、ビキニが一緒でよかったと思った

それに百均をもう少し研究してみる気にもなったし

デートとしては安上がりだしね

眠くなった

おやすみ



ムーヴカスタム登場


話題:車買います


昨日は午後の予定をキャンセルして車を取りに行った神田です

ちょうど西日が眩しい時間帯で、横っ腹にストライプの模様が入ったように見えるが車体色はワインレッド

屋根は黒く塗ってある

ツートンカラーでげすな

ココアとは違い、やけに男っぽい車に見えた

オーディオはケンウッドのCDプレイヤーを付けてもらった

ケンウッドとは言っても一番安いのなんだけどね(^^;)

それと横の窓の上にサイドバイザーというプラスチック製のヒサシも付けてもらった

これが無いと雨の日に窓を開けると雨が車内に入ってきちゃうのよ

大抵の中古車には付いてるんだけど、登録済み未使用車には付いてないんだよ

フロアマットはまた今回も無かったから、ココアから持ち出した薄汚れた黒ゴムマットを敷いた

妹はちょいと嫌な顔をしたが、無いよりはいいと思えと言うと、それについては言及しなかった

諦めたのだろう(笑)

店長が「ターボ仕様ですからスピードを抑えて気をつけてお帰り下さいね」と言ってくれた時、妹はハイと答えながらも、革の手袋を装着しておった

スピード出す気満々

だが俺は一人ほくそ笑んでいた

馬鹿め、お前が思ってるほどスピード出ないんだよこの車は、ムフフ、とね

書類にハンコを押さなければならない作業があったもので、妹を先に店から出したんだけど、道に出る間際に何を思ったかバックして戻ってきやがった

そして、「ターボのスイッチってどこにあるの?」と聞いてきた

ターボのスイッチなんてねぇよ。アクセルを踏み込めば背中を蹴飛ばされるような加速感が得られるんじゃねーか?と答えてやった

妹は腑に落ちないというような表情をしたが、やはり俺よりも早く車の特性を見抜く能力があるみたい

30メートルくらいしか走ってないのに「遅い」と思ったのだろうな



家に帰ってから、この時代の車の特性を説いてやったよ、しょうがねぇからよぉ

今の車はCVTという変速機に問題ありありなんだよ

CVTを搭載した車は燃費を追求する仕様になってて、胸のすくような痛快な走りはできないようになってんの

パッソが速いのはひと昔前のオートマだからで、燃費はよくない

だから自動車製造メーカーが燃費を取った結果、走りは犠牲のCVT全盛になってるのだ

こういう時代だからしょうがない

走りを期待するならガチャガチャと手動で変速させるマニュアル車か、パッソみたいな古い車に乗るしかない

すると妹は「そっかぁ」と言った後に少し考えて、「じゃ燃費を悪くしないように運転してみよっかな」と言った

この時、俺よりも妹の方が時代に対する順応性が高いと思った

ちょっと前まではチビだったのに、随分と大人の考え方ができるようになってる

まあね、帰り道、ターボ車でも大したことないなと思ったのだろうよ

こういう車だったら別の方向に楽しみを見いださないと面白くないとも思ったのかもね

高い車を買ってやって懐は少々痛いが、妹の成長を見られたのは良かったと思った神田でした



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