収穫デート


話題:友達とデート


またまた軽井沢に行ってきた神田です

東京は午前中から暑かったので、どこか涼しい所に行きたいねって話してたら、エリが突然軽井沢に行きたいと言い出したのだ

軽井沢は部活仲間や先輩達が合宿中だったので、それを休んだ俺が行くのはまずいような気がしたが「会いそうな所に行かなきゃいいのよ」とエリが言うから、まあいいかと高速に乗っちまった

その時はまだ軽井沢のどこに行くのか全然決めてなかったのだが、前に御曹司とキャンプした場所の近くにトマトやインゲンなどの野菜の収穫体験をさせてくれる施設があったのを思い出して、それをエリに話すと「やってみたい」と返事が来たのでそこを目指した

途中のサービスエリアで暫し休憩

またざるそばを食おうかなと思ったのだが、エリがおにぎりとパンを買ってきて「早く行こうよ」と言うもんだからざるそばはパス

N女史と一緒だったら間違いなく食ってたなと思いながらも、若い女のペースに合わせるのも新鮮で楽しかった

で程なくして目的地へ到着

残念ながらトマトは全て収穫してしまったらしくハウスの扉が閉まっていた

でもまあインゲンとキュウリ、それに生で食べられるトウモロコシの収穫はできた

入場料にその場で食べる分は含まれていたので、エリが収穫した野菜を俺が食うという連携プレーを楽しんだ

エリが手際よくどんどん収穫するから「ちょっちょちょっと早い!」とか言いながら物凄い勢いで食わなきゃなんなかったぜ



そして俺が腹いっぱいになった時点で収穫終了

そこから今度はショッピングモールへ移動した

知人に遭遇しないか辺りをキョロキョロする俺の姿を見て笑いながらエリがカレーライスを買ってきてくれた

外で食うの?と聞くと「だって店内だと会った時に逃げられないでしょ」と

なるほどな、頭いいな、と言ったらウフフと笑ってやがった

遭遇するのを期待してるかのような顔だったな(笑)


食事を終えたらデザートだ

またしてもGODIVA

だがもう俺は腹がパンパンでこれ以上は無理だったため、エリだけがショコリキサーを飲んだ

「おいしい!」とエリが言った時に、よかったね!と答えたのだが、ここでふと気づいたことが‥

デートの時って誰が金払うの?

収穫は割り勘にしたが、その後はエリが全部出してたんだよね

俺が出そうとすると「神田マンはガソリンと高速代を出してるから、ここでは私が出すよ」と言ってきかなかった

だがそれでは俺と遊びに来た意味がないじゃないの?

思い出の中に俺が生きないじゃない?

そんなことを考えていたらね、ショコリキサーを飲み終わったエリが「ちょっと寒くなっちゃった」と言って肩をすぼめたんだよ

そこでピンと来ちゃった神田

俺も外の空気がひんやりしてきたように感じてたから、エリをトミーヒルフィガーの店に連れ込み、そこでパーカーを買ってやった

これで借りが返せたような気がして満足してたら「神田マンてさ‥」と優しい声が

そのあとカッコイイことするよね!と言うのかと思ったら「負けず嫌いなんだね!」と来たもんだ

意外な言葉だっただけに笑いが止まらなくなった神田でした




写真は生で食えるトウモロコシ(まだ皮かむり)

シャリシャリしててうまかった!


女友達


話題:友達


だいぶ体調がよくなってきた神田です

昨日、仕事帰りに今流行りの(?)10分マッサージに行ったからかも

エリが割引券をくれたのだ

首回りや腰も揉んでもらって合計30分

血行が悪かったのかな、いいリフレッシュになった


さて、今日から3連休だ

軽井沢合宿をやめたから暇になっちゃった

でもいくつかやらなきゃいけないことがある

愛の巣の草むしり、神田家の草むしり、別荘の草むしり‥

夏の間は忙しかったし暑かったしで大いにサボっちまったんで、ねこやなぎの大量繁茂を許してしまった

先週の連休中に1ヶ所くらいはこなしておきたかったのだが、例の糞無駄九十九里合宿もどきのせいで何もできなかったのが痛かったぜ

今日あんまり暑くならなければ少しはやろうかなと思っていたら、朝5時にメールが入ってきた

「御加減いかが?エリパン暇で狂い死にしそうです」と

早起きだね、と返したら「神田マンが予定を入れる前に体を押さえておかないと」と

その後も少しやりとりをして、今日遊ぶことになった

女と遊ぶなんてな、結婚してる身で不謹慎と思われるかも知れないが、遊びと言ったってドライブして飯を一緒に食うだけ

その間のお喋りが楽しいんだよ

女子校出身だからか素で毒舌

いつか書いたけど、うちの後輩女子部員が男を紹介してくれとうるさいから、落研の面白いこと言う奴を紹介してやったんだけどね、何度かデートした後に男の告白を断りやがったんだよ



その話をしたらエリは「貧乳のくせに男選ぶ権利ないでしょ」「男が多い大学で自分で見つけられないのは屑」「あの顔でこれからまだ(彼氏を作る)チャンスがいっぱいあると思ってるなんて幸せだよね」と凄いこと言うんだよ

男は、仮に同じようなことを思っていても異性に対してはこんなにストレートな表現はしないしできない

ときめかなかったと言うかピンと来るものがなかったんじゃない?程度のことしか言えないんだよ

その俺の言葉に反応してエリは「最初は好きじゃなくても付き合ってるうちに良い所が見えてくるかも知れないじゃない。数回デートしておいて断るなんて頭おかしいよね。これだから処女は!」と

「これだから処女は!」って部分に驚いた

俺もいつも男友達がわがまま言ったりすると「童貞は黙ってろ」「これだから童貞は!」って言ってるもんだから、驚いたと同時にエリに対して妙な親近感を抱いた

他の奴からメールが来たってすぐには返さないけど、エリだけにはすぐ返信するようになった

会話が楽しいから

今N女史いないからこういう会話をする相手がいないために、この2人、急速に接近中



台風のせい、馬鹿のせい


話題:疲れちゃったな


昨日の記事、またしても本文と話題がズレ、しかも写真まで違うのを貼り付けちゃった(^^;)

本当は別荘の外観を載せるつもりだったのに、意味のない風景写真にしてしまったよ

何やってるんだろな‥

九十九里の疲れがとれなくて参ってる(>_<)

あれから何日もたつのに疲労感が消えないもんで、体のどこかが具合が悪くなってるんじゃないかと思ったり‥

だから明日からの軽井沢合宿は泣く泣くキャンセルした

1,2年生の頃お世話になったOBや先輩に迷惑は掛けられない

北海道に一度も行けてない男子部員は俺だけで、先輩達はその俺に合宿の雰囲気だけでも味わわせてくれようとわざわざ企画してくれたのに、申し訳ない気分でいっぱいだ

もしかしたら風邪をひいているのかも

咳や鼻水といった典型的な症状は出てないが、何をしてても気力がもたない

顔面がヒクヒク痙攣してるし‥


事件というのは、さほど大きな出来事ではないのだが、小さな不慮の出来事がいくつか重なって、それらを解決するには全て俺の判断が必要になった‥の意味

夜になって、女子部員の中に発熱したのが出たのだ

しかも2人

その日は始発に乗って、別荘の最寄り駅のいくつか手前の駅で降り、そこから2,3時間ペダルを漕いで走ってきたと聞いていた

その行動自体は練習でも何度かやってきたことなので、発熱はたまたまのような気がしたが、翌日どうなるかが予想できなかった

わかっていたのは、天気が確実に悪くなること



房総半島一周プランを廃案にしたのは、1日に走る距離が長すぎたのと、女子だけのキャンプ泊が危険だということに加え、こういう突発的な事態が生じた時に判断を下す役目の部員が誰もいなかったから

みんな割と能天気と言うか馬鹿って言うか‥

だから薬も持ってきてないんだよね

途中で買えばいいやと思ってるんだよ

だけど、東京から離れると店が少ないよね

夜中までやってる店はコンビニ以外ほとんど無いだろっちゅうの

そのコンビニも沢山あるわけじゃないし‥

翌朝、発熱女達の熱は下がっていたようだったが車で家まで送ってやった

だがその帰り、あまりの寝不足で目が開かなくなってしまい、同乗していたエリに運転を代わってもらって少し寝たのだが、ドンッという衝撃音で目が覚めた

信号待ちをしていた時に後ろから自転車に追突されたのだ

車から降りて見てみると、女子高生らしき人物がひっくり返ってた

その子が乗っていた自転車は前輪がひん曲がっててね、謝りながらも部活に遅れちゃうとか泣いてたから、トランクから工具を出してトンカチでリムを叩いて取りあえずは走れるようにしてやったよ

(こっちが被害者なのに‥)

この後も色んなことが起きたのだがもう書くのやめる

とにかく疲れた(;_;)


別荘A


話題:体調


弁当を買いに走った女子部員達が戻ってくる数分前に雑巾掛けも終わった

俺達も疲れていたが、女達の表情にも疲労の色が‥

(早く食わせて休ませなければ)

そう思った俺は飯を後回しにして、最後の手段にとっておいた車のエアコン消臭剤(ファブリーズもどき)を敷き布団と枕に吹きつける作業を始めた

本当はわずかな時間でも布団は日光にあてた方がいいに決まってるんだけど、この日は空気中の湿気が気になるレベルまで達していたので、どっちの方法をとるか迷ってるうちに時間がたっちゃったんだよね

だがこの吹きつけ作業が効果抜群だった!

安物だったからあまり期待してなかったのだが、カビ臭さがほとんど感じられなくなったのだ

(これで女達の寝床はオッケーだ)

安心したせいなのか、ここから俺の調子が悪くなっちゃってね‥

忙しかったり暑かったりで満足に寝られない日が続いてて、次の連休の軽井沢合宿に向けて体調をととのえようと目論んでいただけに、この日の出動は正直キツかった(>_<)

とにかく横にならなければ!と思い、用事があったら呼んでくれ、とだけエリに言い残して独り車へ

みんなが楽しく飯食ってる最中に、部屋で横になるのもどうかと思ってね



1時間ほど眠ったのかな、だいぶ回復した俺が家の中に戻るとエリ以外は全員寝てた

お前なんで起きてんの?と聞くと「だってお布団ないんだもん」と悲しげに言うんだよ

女用の布団は全部用意した筈だったので、おかしいと思って布団の数を数えていったら、俺がバッチリ臭いを消した布団の上で気持ち良さそうに寝てる男を発見!

すかさずサッカーボールキックをそいつの尻にぶち込み、そのまま何度も蹴って布団から追い出した

目を覚ました野郎に、それエリの布団だぞ、どけ!と言って布団を取り上げようとしたのだが、エリは「ゲコゲコの臭いが染み着いてるお布団なんてイヤ〜」だとよ

これはこの女の優しさかも知れないと思った

女子のどこかへ行きたいという気持ちを汲んで別荘を提供したまではよかったが、準備がうまく行かないために俺にガツンガツン怒られて疲れ果てたんじゃないか、眠いならそこで寝させてあげようってな優しい気持ちから軽く拒否したんじゃないかと

ゲコゲコは眠い目をこすりながら起き上がろうとしていたが、「まあいいや、その布団はやる、寝ろ」と言ってエリを連れて階下へ下りた


つづく


(次は事件発生)



別荘


話題:お掃除


海の近くに別荘があるって聞けば、誰もが羨ましくなるだろうけどね、実際持ってる奴は大変なんだよ

まあ色んな物が錆びる錆びる

郵便受けの金属部分が錆びてて、パカッと開ける所が取れちゃってた

庭に郵便物が散乱しているという悲惨さ

久しぶりに入るから家の中もカビ臭いしね

そのカビ臭さは全部の部屋の窓を開けて風を通さないと消えないわけで、天気が悪くなる前にやらなきゃならない

神田が到着した時には窓は全開にしてあったが、押入の布団がカビ臭くてね〜(>_<)

これじゃ寝られないから、取りあえずシーツとタオルケットだけでもニオイを取るために、それらを広げて神田carのボディに掛けた

車の汚れがついちゃっても無視!

日頃住んでないもんだから物干し竿もないんだよね

だから庭で女子部員に残りのシーツとタオルケットを広げた状態で持たせ、風に当てろと突っ立たせた

退屈な作業を押し付けられて女子部員達は嫌がるかなと思ったが、非日常的な行為だったからか楽しそうに協力してくれたよ

もっと早くやらせりゃ良かったのに何やってんだ!と部長を叱責する神田

別荘に人を呼ぶ時は、できれば前日から準備をしておくべきなんだよ

当日になっちゃったらなっちゃったで、これこれこういう作業が待ってるから疲れてても協力よろしく!と伝えておく必要がある



そうこうしているうちに昼をだいぶ過ぎて「先輩、お腹が空いてしまいました」と声がしてきた

部長に、昼は何食わせるの?と聞くと「焼肉屋に行くことになってる」と返事が

車で30分ほど走った所にある焼肉バイキング屋に連れて行くことになっていたらしい

だが車で来たのは俺だけ

みんな一応自転車はあるのだが、信号の少ない道を車で30分というのは自転車だと1時間以上かかる

食うのに1時間として往復で3時間以上かかるようでは、その間の労働力がゼロに近くなるため無理だと判断した神田

そこで「天気が悪くなると困るからね、お前ら悪いんだけどさ、この近くに道の駅があるから、そこで弁当買ってきてくんない?焼肉はまた別の機会に食べに行くことにしてさ」と優しく言ってみた

そしたらね「わかりました!」と全員一致の返事

これが体育会系の強み(笑)

自転車集団が出かけて行き、残ったのは俺と部長とエリ

男だけで床の掃除をすることに

窓や雨戸をバッチリ閉めてても床が何となくザラザラしてるんだよ

どこからか砂が入ってくるんだね

掃除機で吸ったくらいじゃ、そのザラザラが完璧には取れないのだ

そこで部屋の雑巾掛けを始めた

雑巾掛けは重労働ってこともあり、エリは外でシーツ類を振り回す役に



つづく


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