話題:私の車
パパさん百合子さん夫婦と神田夫婦の４人で食事をしに行った時の帰り道
その日は珍しく俺の運転で、車内は和気あいあいな雰囲気だったのだよ、この時までは(^^;)
その楽しげな雰囲気がぶっ壊れたのは、前方の信号機が青に変わって、カッチンカッチンとウインカーを出して左に曲がった瞬間、ハンドルの奥の方からキュルキュルキュル！とプラスチック同士が擦れたような音が聞こえてきた時だった
『今の音なに？』と百合子さんが不安そうな声で言ったのだが、その音の発生源がわからなかったので「何でしょうね～ハハハ」と答えたのだよ
そしてまた左に曲がる時になって、今度はさっきより大きな音が聞こえてきた
ギュルギュルギュルッ！
そしたらパパさんが『どこか壊れてるんじゃないか？』と言ったもんで、車内が騒然となっちまったんだな(>_<)
『道の真ん中で止まったりしないでしょうね』『爆発しないかしら』なんて言葉までも聞こえてきたが、「大丈夫だと思いますよ～ハハハ」と答えた俺
異音はしててもちゃんと思い通りに曲がってたし、右に曲がる時には全く音が聞こえて来なかったから、別に大した故障じゃないだろうってね
だが、
①根拠もないのに大丈夫だと何故言える？
②だいたい、事故車だとわかってて買った行為が理解できない
③笑ってる場合じゃないだろ
と、①②③の意味の言葉を色々な表現で次々と言われてしまった
ここで頼みのＮ女史に、後部座席の人達が静まるような適切な言葉を発してくれることを期待したのだが、『もうホントに嫌！買い換えるからお父さん少し助けて』なんて言っちゃってさ‥
この程度で買い換えるとか何言ってやがるこのアマ！と思ったけれども決して口には出せないマスオさんポジションの俺(;_;)
家まであと15キロくらいだったけど、３対１の状況が辛かったので、コンビニの駐車場に車を停めて、この車を買った○○商会に電話した
そしたら店まで乗ってきてと言われたもんで、コンビニでパパさん百合子さんには降りてもらい、そこからタクシーで帰ってもらった
Ｎ女史もタクシーで一緒に帰るかなと思ったけど、「私はアナタと運命共同体よ」と、コンビニで買ったアイスを食べながら楽しそうに言うんだよ
運命共同体なら車内で敵に回るなっちゅうの‥
タクシーで帰らなかったのは、ゆっくりアイスを食べたかっただけなんだよね‥多分(^^;)
で、それから○○商会へ
相変わらず左折する時だけ変な音がしてたけど、無事に着いたよ
つづく
