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猫ヶ原2巻感想

来月三巻出るらしいのでまだ書いてなかった二巻感想。
一巻感想で置いてる本屋探すの大変だったとか書いてますが、一巻置いてた本屋で二巻も入荷してたのでよかったです。


まずはやっぱり表紙や冒頭のカラー絵綺麗でいいな、という印象。
でも一巻冒頭のが好きです。あれは好みど真ん中すぎていつ見ても目が幸せです。
前巻ラストに出てきた黒猫のムクロさん、セクシーかつ意外と初心っぽくて嫌いじゃないけど、体格が妙に人間みたいですね…
体真っ黒じゃなくてトーンか白だったら猫耳と尻尾生えた人間キャラに見間違えそうです。黒いからそうでもなかったんですけど。
登場時に黒ネコが闇夜に立つんじゃねえとノラ千代がビビってますが、夜に黒猫みると闇に紛れすぎて一瞬ビビるのよくわかります……(たまに近所で見かける)

そしてこの巻も下ネタの飛ばしっぷりがすごかったです。
武井さんの下ネタって基本小学生のような幼いネタにさらっと生々しいの混ぜたり混ぜなかったりってイメージなのですが、今回は生々しさ強めな印象でした。
木に腰振ってるのは端から見ててアウトじゃないですか(?)
それに「刀は抜かないけど別のモン抜いてもらう」だの、ショー斗とやりあったときの決め手が金的だの……
金的シーンに見開き使い、倒れるまでにもう2ページ使う豪快なページ配分が武井さんらしい感じします。
しかし最近は読んでて時々『そこに大ゴマや見開き使う必要あるのか…?』と首ひねるところもあったりしてちょっと残念です。
というか、ネコの世界だから読者目線では裸見ても恥ずかしくないはずなのに、みんな着物着てるからかこの巻ほぼ素っ裸だったノラ千代見てて、人間キャラの素っ裸見てるような恥ずかしさがありました。
擬人化されて二足歩行してるからでしょうかね?回想で四足歩行してるのは気になりませんでしたし。
まあ、でも人間のオッサンの裸は別に見たくないのでノラ千代が猫で良かったです(?)

二巻では一巻よりショー斗がかっこよかったです。意外とやるなこいつ…
出てくるなり「こいつ本当に生きてやがった」「しかも元気に木い使ってるとかいきなり軽く想像を絶するぜ」といいツッコミかましてるのが好きです。
しかも殺したい相手に「シュミはネコそれぞれ」なんてフォローしてて、良い奴だ……笑
まさかのノラ千代との因縁も明らかになり、これからどんどん話に食い込んでいきそうな気配がしてきました。
父の利寛がなんだかヤバそうなネコを多数従えているのもわかって、なんだかきな臭い雰囲気に。
それと獅子若さんはこれからどうするんでしょうか。
妙に小物っぽいところが面白いのであっさり死亡退場されたら悲しいですが、頭は回るタイプでしょうし簡単には消えないと思ってますがどうなるやら。
ショー斗に話を戻すと、ノラ千代に噛まれて息も絶え絶えな姿がエグくて、一巻感想で密かに恐れてた通りこのまま死ぬんじゃ…と覚悟決めてたらそこからなんやかんやで復活して逆にノラ千代倒したのですげえと思いました。
ショー斗自身の本来の武器は剣玉だったんですね。
紐の先に何かついてるような武器操って「先っちょのが本体だと思うだろうが紐が本体だ」ってパターンどこかで見たような…と記憶探ってたらマンキンのリゼルグだったことに気づきました。マンキンなら連想しても仕方ないですね。
オチの引き見ててしばらくショー斗の退場ないかもなって思えてきたのでそこは安心。

番外の『憂さ晴らし、噂噺家』はテンポとギャグノリが武井さんらしくて気楽に読めました。
ノラ千代さん、強盗ヤ○中変態さらにはクセエと散々な言われよう…でも「タマにはフロでも入りに行くか!!!」と妙に爽やかなオチ。
『のぶニャがの野望』コラボはそっちのゲームにも日本史にも疎いのでなんとなく雰囲気だけ受け取っておきます。
歴史科目は疎いとか通り越してガチで苦手だったのでね……


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PROFILE
華蓮さんのプロフィール
性 別 女性
地 域 沖縄県
職 業 夢追人