うつろうものはなんてキレイ

そういえばまだ書いてなかった。
絵はこの巻の終盤で出てくる新キャラ。外見の説明できなかったのでざっくり描いてみた。


冒頭から花は二代目竜さんに頭かち割られて瀕死状態に…
普段は(阿弥陀丸のおかげで)避けられてるから攻撃が予想以上に効いてビビる二代目竜
それでもさっさとトドメさせって指示してくる路菓
いやしかし〜とゴチャゴチャ言い合ってる間に二代目竜は霊が見えるようになってしまう…いきなりだな！

その頃今までの路菓の様子とO.S.明星山鉾の本体が正体不明で怪しいことから葉羽は本体に路菓が操られてるのでは？と見当つけてO.S.で対抗しようとするが大凶もなぜか石
んでどーすんだこれってところで花が赤子時代に死にそうになった回想入ったかと思ったら目覚める
ここで「生きてた…」と安心してる二代目竜になごむ
そして路菓は何かを感じて本気モードで花を襲う
このときの路菓さんの顔が超ツリ目でめっちゃ怖いです
それに対し花は「鬼は外」と呟きながら大量の鬼を召喚
花の出す鬼は子鬼→中鬼→大鬼とだんだんパワーアップしていき、大鬼のあとは闇鬼とでも呼べそうな鬼が出てくる
なんつーか禍々しい
闇鬼にO.S.が破られて路菓は失神、次は葉羽が危ないってときにアルミ登場
「福は内」とパッチ特性の豆を放ち一撃で闇鬼を消す
アルミ曰く花は瀕死になると『節分状態』になり中の鬼が出てくるんだとか
このへんシリアス展開なのに何もかも節分にかけてるのがなんか笑えるんだけど…

んでもってここで明かされる衝撃の事実
花は赤子のときに中東で一度両親とともに死亡しており(先の回想は死んだ時のものらしい)肉体も飛び散って蘇生困難な状態だった
そこで葉とアンナがハオに頼んで蘇生してもらった
その際の唯一の交換条件が花が二度と死ねないように身体に鬼の力を宿すことだった…ってところだろうか
てかこの辺の回想、神＝ハオ専用のコミューンで葉アンナ花みんなにナメられてるハオさんって…
赤子にアホ呼ばわりってナメられてるどころの話じゃねーぞ
んでもって花の持つ鬼の力は花自身では制御できないから制御するためにアルミさんが来たんだと
なんつーか二代目竜じゃないが「揃いも揃って中二しやがって」って話だな
マンキンは厨二だからいいんだと思うので個人的にはもっとやれって感じだがな

んで話も落ち着いた所で明星山鉾の本体のO.S.解けて正体が出てくるかと思ったら綺麗サッパリ無くなる
アルミは本体に関係する「奴ら」に記憶消されたか時間止められたかって言ってたけど、ヤハべえのやつ(名前忘れた)が持ってるカードに『Erase』や『Memory』と思われる文字があるから記憶消すほうかね

んでショッピングモールでの一件が落ち着き河原で二時間ヘコむ花
……まあ、色々ありすぎましたからね
あと路菓は葉羽の推測通りO.S.の本体に操られてたらしくなんだか潤さんみたいなキャラに…
仲直り(？)する葉羽と路菓かわいい
あと殺伐としてる花とアルミにもそれはそれで萌え(笑)
アルミの「いつまで自分の不幸に甘えてるつもりなの？」ってのは個人的に花に対して気に食わんとこ言ってくれてスッキリ
しかし花の転んでもタダで起きないところは母譲りだな…白にミントって……

そしてたまおや竜さんが迎えに来てみんなで食事会かと思ったらアルミさんは帰宅
…葉さん達のパターンと違って同居はしないのね
でも食事会は葉羽・路菓・二代目竜(←数合わせ)呼んで楽しくやるんだけどね
竜さんの料理に感激してたら仲居花組に色々といじられる葉羽かわいい、この子どんどん可愛くなっていくなぁ
そして路菓もさりげにカナさんに乳揉まれてる…百合の香り……
んでこんな楽しそうな場でもスネてどっか行く花、こいつやっぱり性格歪んでないか？

そしてアルミさんの下宿先はなんとミュンツァー兄妹宅。
成長したルドセブもセイラームも美形さんだなぁ
風呂場でジャージのアルミさん髪ほどいててかわいい
この子花に対しておそろしく厳しいけど「花は絶対あたしが守ってみせるから」なんてモノローグもあってなんだかんだ好きなのかね
アルミさんが持霊達と話す所ではミュンツァー兄妹に何らかの疑いをかけてるんだが何の疑いだろう
ヤハべえ側の「奴ら」との関わりだろうか
…そういや1巻で葉羽の眼帯(元ハオのピアス)は誰が持ち去ったんだって話があったけどそれがミュンツァー兄妹orミッキーあたりだとか？
まだまだ謎は多いなぁ

その頃花はいかにもヤンキーっぽい風貌の少年(画像参照)にぼっちだ何だとケンカふっかけられる
花の元々の性格や機嫌が悪いのもあって当然ケンカになるんだけどヤンキー少年はなんと鬼のO.S.を！？で終わり。


なんつーかこの巻は花が死んでて云々のくだりは面白かったけど、フラワーオブメイズの事なんも出てこなくて話進んでるんだか進んでないんだか…
キャラ萌え的にはそこそこ楽しめるけども