図書館戦争シリーズの第3巻です。
今回はオムニバス形式の話でした。
図書を守ることに命をかける図書隊は本当にカッコいいです。
郁も強くなったなと。
両親との確執も解決へ向かっていて、堂上教官ともいい感じになって……萌えました。
何より驚いたのは、後書き部分です。
私は最近読み出したのでアニメはまだ見ていないんですが、現実にも規制がかかっていたとは思いもしませんでした。
そう、毬江ちゃんはテレビシリーズにはいないということ。
どうやら、障がい者というのが響いたらしいです。
本当に驚きました。
『図書戦争』という作品内で言語の規制の話を読んでいる間は「へぇー」と他人事のような気でいましたが、実際に身近な問題として捉えると本当に驚くことばかりです。
本当に2巻での毬江ちゃんの言葉が胸に刺さりました。
フィクションでありながら、現実問題も盛り込まれていて色々と考えさせられた3巻でした。
2012-8-31 19:56