尾上松也がホストを務める有料ライブ配信するトーク番組『歌舞伎家話(かぶきやわ)』第2回に、既報の中村七之助に加え、小栗旬がゲスト出演することが5/29、明らかになった。「来週のこの時間は私がホストで、ゲストは同世代で話をしたいと思います」と次回ゲストとして七之助サンと旬君の登場を予告。この日配信された第1回の番組内で発表された。旬君は現在、米国に滞在しているがリモートで出演する。松也君は「リモートでつないでやってみようということで賛同して下さった」と話した。

これは、5/29に配信された『歌舞伎家話』第1回で発表されたもの。同年代の3人が、歌舞伎や演劇、エンタテインメントについて、熱いトークを繰り広げる。配信は6/5 20:00からイープラスのライブ配信サービス・Streaming+にて。

松也君と旬君は以前からプライベートで飲みに行くなど仲が良く、2015年には旬君が主演したドラマ[ウロボロス]に松也君がゲスト出演している。七之助サンも含め年齢が近い3人とあって、プライベートの秘蔵トークも飛び出しそうだ。

『歌舞伎家話』は、東京・歌舞伎座ギャラリーで定期的に実施されていたトークイベント[歌舞伎夜話]の特別編として行われる生配信企画。第1回では、松本幸四郎がホストを務め、松也君がゲストとして出演した。

幸四郎サンは自粛中に髪の毛を一度脱色し、念願だったグレーに染めていたことを写真を見せながら告白。一報の松也君はアロマキャンドルにはまっていることを明かした。

この日の幸四郎サンと松也君の対談では、舞台が新型コロナウイルスの影響で中止に追い込まれた間の様子を写真で紹介するなど、45分の配信時間を大幅に超えるサービストークを披露。舞台公演は休演が続いているが、最後に幸四郎サンが「お芝居をしたいですね、早く」と言えば、松也君は「はい。自分にとって生きがいはお客様の前に立って表現することだとつくづく思いました」と再開を待ちわびている様子。幸四郎サンも「歌舞伎の醍醐味は、生で見て頂いて空気を共有すること。何よりも早く皆さんに見て頂ける日が戻ってくるのを祈るばかり」と話しつつ、「歌舞伎の新たな道を開けるように考えていかなきゃいけない」とも。歌舞伎演出のドラマ制作などの構想も明かした。また、近い将来、歌舞伎十八番の[助六]を演じたいとも語った。

第2回は松也君がホスト役で七之助サンと旬君がゲスト出演する形。チケットは税込み2000円で発売中。配信時間約70分。


■歌舞伎夜話特別編『歌舞伎家話』第2回
2020年6/5(金)20:00〜
出演:尾上松也
ゲスト:中村七之助、小栗旬