俳優の染谷将太が監督を務め、菅田将暉が主演したWpc. 15th Anniversary Special Short Movie『まだここにいる』が、3/19からレイングッズブランド【Wpc.】を展開する株式会社ワールドパーティー.公式サイト(wpc-worldparty.jp)で公開されている。若手実力No.1との呼び声が高い、同い年の染谷監督&菅田君が「ほぼ初対面」で初タッグを組み、幻想的な世界観を紡ぎ出した。

Wpc.の15周年を記念して制作された本作。染谷監督にとっては、[清澄][シミラー バット ディファレント][ブランク]などに続く監督作となる。今回の15周年記念短編映画では、晴れの世界に生きる男性と、雨の世界に生きる女性との出会いを描いた、ファンタジックな世界観を菅田将暉と中島セナが熱演。違う時空を生きるふたりが雨によって出会い、歩み出す様子を、柔らかな音楽にのせて描く。何かを探すように街をさまよう、菅田君の切なげな表情が印象的な短編映画に仕上がっている。

この短編映画は、カルチャーマガジン[BARFOUT!(バァフアウト!)]の企画により、監督を染谷君にオファー。菅田君とは初の共演となった。異色のタッグによるスペシャルな短編映画は必見だ。

今回の撮影がほぼ初対面だった、菅田君と染谷監督。監督として菅田君を撮影した染谷監督は「初めてが、役者同士として共演という形ではなく、撮る側とは(笑)。まさか菅田くんを撮ると思ってなかったので、贅沢な時間でした」と語った。

自身も俳優として活躍する染谷監督は、撮影前に自分で実際に同じシーンを演じてみて、演者側の感覚を確かめる場面も。そのおかげもあってか、菅田君は「まったく違和感がなく、安心感があったことに自分でもびっくりしました」と話し、見事な演技力で撮影は順調に進んだ。

撮影の合間、移動中などにふたりで染谷監督と菅田君が熱く演技論を交わす姿も。同い年、そして役者としてリスペクトし合うだけに、ふたりが同い年ということもあってか、ほぼ初対面ということを感じさせない、和やかな雰囲気で撮影は進んだ。