17/03/17 01:03 (:日常)
卒業式のあれこれ

3月14日は大学の卒業式だった。
朝6時半に起きる予定が15分も寝坊。
それから準備にやたらと時間かかるし、途中電車が車両事故の影響でダイヤが乱れているしで、友達との待ち合わせに間に合わず朝は気持ち的にも余裕がなかった。
そして袴どころか成人式にもでなかった私は着物というものを今まで来たことがなく、帯で締め付けられていく感じに「うわあ、助けてくれー!」てな感じに、 1人心の中でワタワタしていたのであった。
しかも、かかとが高くなっているくっつといったものを履いたことがなかったため、比較的歩きやすいはずのブーツにしたにもかかわらず歩くのに苦戦する羽目に笑。
初めて履いた時には「え、これほんとに壇上に上がったり」降りたりとかできるんだろうか?」って本気で心配になっていたというね。

袴の着付けが終わった後はまっすぐ会場に向かい、私はそこで友達と別れリハーサルへ。
教務の方から学長から卒業証書を受け取りときの作法について指導してもらった。
で、堂々と30 分近く遅刻して参加したリハーサルも無事終了したのはいいのだけど、前方の席に座ることになったため、友達との席がめっちゃ離れてしまい、「学部代表とかもういいよお」と 1人知り合いが近くにいない会場で孤独感をかみしめていた笑。
心細くなってる時に先生がちょっと様子をみにきてくださって、ほんと救われた笑。
幸い本番もへまをやらかさずに大勢の人の拍手の中、無事受け取ってくることができたため、本当にほっとした。

式が終わった後は、式典みたいなのにでたのだけど、もうこれがめちゃくちゃ人が多いのと、オーケストラの演奏があるのとで、誰に話しかけられているのやら、私の聴力では手に負えない状況だった。
でも、両親や叔母夫婦だけでなく、もう何年も実家に泊まりにきてくれているお客さんまで「卒業おめでとう」と駆けつけてきてくれたことにはほんとにびっくりしたけどめっちゃ嬉しかったなあ。
お客さんが持ってきてくれた花束をもたせてもらって、ずっとお世話になった先生とかも含め、写真撮影となったときはちょっと微妙な気持ちになったけど、まあ大人たちが楽しんでくれてるのならそれでもよいかと思うことに笑。
ゼミの先生が「壇上に上がっているさつきちゃんの姿は女優さんみたいだったよ」と喜んでくださっていて、私にはもったいない言葉だとは思ったけどなんか嬉しかった。
ちなみに私の袴は友達が店員さんと見立ててくれたものをレンタルしたもので、赤に花の刺繍がしてある着物に緑色の袴という組み合わせだった。
その後も友達や先生方と話したり写真を撮りまくったりしたのち、ようやく会場から解放された。
袴からいつもの服と靴に着替えたときは、ほんとほっとした。
親とか大人たちは「よい卒業式だった」と言ってたけど、私はみんなの前で卒業証書を落としたり転んだりしないかとか、先生方や家族が話してる時も余計なことを言われないかとかいろいろ考えすぎて、正直感慨深いとか思う暇はなかったというのが本音。
でも、お世話になった先生に今更だけどバレンタインのチョコ渡せてよかった。
うち的にはそれが一番の収穫笑。
ちなみにその先生は私が壇上に上がって証書を受け取っている様子の一部始終をスマホのカメラ機能で動画に収めていたという。
そして同じ場面を写真に撮ろうとした親は通りがかった大学の他の教員に注意され、断念したらしい笑。
注意する立場の先生が何やってんだってみんな笑ったよね。

式がおわっった後はみんなで飲みに行って、その後はカラオケへ。
私も飛び跳ねすぎてマイクを天井にぶつけドカン!と大きな音を立てるというアホーぶりを披露するくらいには舞い上がっていたけど、みんなおかしくなってたからそんなのはあんまし目立たなかったように思う。
カラオケのスピーカーが壊れるんじゃないか?と一瞬考えるくらいにはすごい騒ぎだったけど、もうこうして騒げることもそんなにないのかもしれないと思っていたのか、はたまた次の日に控えていた試験の合格発表が気になっていたのた、たぶんその両方あって余計みんなして頭のネジが吹っ飛んでいたのだと思う。
私はといえば、その会の前にいろいろとありすぎてすでに疲れ切っていて、皆のテンションについていききれなかったのがちょっと心残りだったなあ。
まあ、式よりはぜんぜん楽しめたからよかったけどね。
書いてて思ったけど、こういうイベントとかは大人たちの方がいろいろ感じるものが多いのかもね。
まあそんなもんか。



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