月影週間記録

2017/5/23 Tue 22:19
大人設定 メモ

現実的かどうかは全く考慮していない設定メモ。
氷帝大学卒業間近、侑士との別れを父に迫られていた景ちゃんは、侑士と駆け落ち同然で家を出る。あの男と別れないなら勘当だ,と父が言っていた為、景ちゃんはこの時点で勘当。
氷帝ではなく別の大学(T大)に通っていた侑士は、景ちゃんと渡米する為、教授に無理を言って(無理を言えるくらいいい成績してる)T大と交流関係にある、アメリカ(ドイツじゃないのは話の都合上)の医大に編入。アメリカで卒業後、医師免許を取得し、大学付属の病院に勤務する。
景ちゃんは渡米後、専業主夫になどなる筈もなく、アメリカの二流ぐらいの企業に就職(一流企業も勿論受けたけど、経験のない日本人なんか,と相手にしてくれなかった)。
二流企業で必死に働き、独立資金を貯める。
生活資金は侑士の給料で問題なし。いい感じの腕前の為、評判の医師に成長していく侑士。
27ぐらいの時、元テニス部メンバーと侑士パパ、侑士ママ、姉さん、謙也に証人になって貰い、結婚。跡部景吾は忍足景吾になる。
二流企業だった景ちゃんの会社も一流企業と肩を並べるくらいになった頃、独立資金が貯まり、景ちゃんは会社を退職。忍足ホールディングスを設立。
景ちゃんのことを慕う元部下や、他社のいい感じの人をヘッドハンティングしながら、急成長を遂げていく。
トップへの道を走る忍足ホールディングス、そこへ行こうと頑張る景ちゃんが他の企業から必ず耳にする、“跡部カンパニー”の名。ふと、父を思い出す景ちゃん。
そんな時、柳生が会社を立ち上げたことを小耳に挟む。
「なぁ侑士?」
「ん?」
「ちょっと、日本に行きたいんだ」
「……どこまでも、お供しますよ」
侑士は一時転勤(出張?)みたいな形で、景ちゃんと一緒に日本へ。
昔のよしみ(単にテニス仲間)もあり、あの柳生なら、大きくなるだろう,と柳生の会社(Yコンツェルン)に交渉を持ち掛けたら、偶然、跡部カンパニーも交渉していた。
「明日、父さんに会うと思う」
「え? 本真? うわぁ、俺絶対恨まれてるからなぁ……」
「会社、“忍足”って名前だから、お前のものかと思ってるかもな」
「……本真にありそうで怖いんやけど」
で、再会(「勘当息子の今」)。
「あの時の父さんの顔……っ! 本当に見物だった」
「はいはい落ち着いて……呼吸困難なってまうでー」
「もう、笑い堪えんのに必死でさ! あんな父さん見たの初めてだった」
「そうかそうか。取り敢えず落ち着きなー」
「……お前は、何か、楽しくなさそうだな」
「……親父さんに捕まって帰ってこんかったらどうしよ,なんて考えてた俺の気なんて、景吾は知らんでえぇよ」
「……ごめん」
「うん、えぇよ。俺ん所に帰って来てくれたんやから」
基本的にウチの軸が忍→→←←←跡みたいな所があるからか、侑士さんは時々、外部の何かに惑わされそうになる。景吾さんが自分を大好きでいてくれていることは勿論知ってるけど。
縁を切られている景吾さんから親をなくしてしまったのは自分だと思ってるし(それは実際そうなんだけど)。
侑士さんは恨まれてるんだろうな,と思っていて、実際がどうか,っていうのはシリーズ1つめのを読んだら分かるとは思うけど。
でも、彼(文中あのひと)は、祝福をしていない訳ではない。
それ程までに愛せるひとが出来たのだからそれはむしろ,と、親としては思ってるかと。ただ、そう言うことは、立場上難しい。だから、縁を切るしかなかった。
縁を切るとか言われるくらい父さんには嫌われてる,と景吾さんは思ってるので親を見返そうという気持ちと、あと、侑士さんと一緒にいることは自分にとっていいことなのだと知らしめたいんだよね、父さんに。だから同じ舞台でやっている訳なんだけど。今持っているスキルを生かして自分が一番向いている仕事を考えると同じ舞台に立つことしかなかった,っていうのもあるけど。テニスはどこかで見切りをつけているんじゃないかな(大事なことなのに適当すぎる)。
時々怒られて大好きって言われないと思考が泥沼化する侑士さん。
そんな侑士さんを分かってて、好きなんだから自信持て、お前からは離れたりしない離れることなんて出来ないって思ってる景吾さん。
めんどくさいひとたち。



0


prev next

bookmark top



-エムブロ-