屍鬼 (第17話/第悼と弑魑話)
2010年12月13日



はあ。やるせない…なんとも言えないこの虚無感。
でも面白い。凄く面白い。


静信はどうしたいのか?何を選ぶのか。
父親が消えた。静信は父親が屍鬼の存在を察知した時に既にその道を選んでいたことを知る。
そうかーあの父親は起き上がりたいと願っていたのか…どうせ死ぬなら…と思ったのかな。

静信は屍鬼となっても人の心を失わず苦しみ続けている徹ちゃんに出会い、更に自分を訪ねてきた田中かおりの憔悴しきった姿を見て、彼らを救う資格などないと思ったのか、屍鬼となる事で今までの苦しみから解放されたいと思ったのか…
沙子の元に行ってしまいましたねえ。やっぱりそっちに共感してたからかな…

静信を訪ねたかおり。
両親は起き上がりの手にかかり、昭も帰ってこない。
その絶望とずっと影のようにつきまとっていた恵の存在が、心を押しつぶしたのでしょうか…自分の墓穴を掘り、戒名を求める姿が痛々しい。
昭はやっぱりあの屍鬼にやられたのかな。


そうこうしてるうちに外場村はどんどん屍鬼の村に変貌していってる!
起き上がりに襲われた老人が逃げ込んだ家の人は既に起き上がりで…
普通に生活してるし〜なにこの絶望的状況。


そして律ちゃんは起き上がりのことを敏夫に聞くことが出来ないまま、清美さんからのSOSで駆けつけてしまって…
トラックに乗せられて連れ去られる清美さんを見た律ちゃんは絶望したのかそのまま…やってきた屍鬼の手にかかる。
敏夫が駆けつけた時には既に遅し。


気分がドンドンどんよりしていく。みんなどんどん屍鬼の側になっていくよー
夏野どうするんだろう。
遂に敏夫の前に千鶴がやってくる。敏夫は村が滅びる様を見届けたいと吸血を拒否るものの千鶴は容赦なくて…
あああ…終わった……のか?敏夫も千鶴のものになってこのまま向こうに?

正志郎が普通に人間で協力してるのが謎だねー
あの涙wどこまでも特異な人間性ゆえに屍鬼なんかに入れ込んでるのかねえ。


ひじょーにやるせない気分満載で終わったのですが、予告に映ってたあの人はもしかして夏野父?
なんかもう屍鬼より怖い感じに見えたんだがw
とりあえずまだ人間なら頑張れ父としかw
正気は失ってるかも知れんが。


話題:屍鬼



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