ドリプラ-スマホ
涙を流すほどの悪夢を見た。
昼寝をしていたら夢を見たようだ。案外怖い夢で起きたら泣きました。
ちょっと書き出してみる。
「え……?」
今、何と言ったのだろう。俄には信じられず相手をただ見つめ返した。なんのことはない。自分がそうしたのだと、そう告白したのだ。
「あの馬はもうダメですよ。」
徐々に身体の自由が効かなくなっていく愛馬の姿が頭を過る。襲いくる苦しみに耐えながら必死に生きようともがく姿を。
嘲笑うように口元に笑みを浮かべるその顔に腹の底から沸き上がる何かを感じた。怒りか、悲しみか。
「なんで……?」
何をどうすればいいかなんて分からずに、ただただ相手に掴みかかった。どうしてこんなことになったのだろうか。
「なんで…私に飲ませなかったの!?」
なぜ私じゃなかったのだろうか。なぜあの子だったのだろうか。
「どうしてっ!!!」
私が気に食わなかったのならば、私にすればいい。あの子が一体何をしたのだろうか?
私が例えば身体の一部を失っても自由に動けなくても、なんとかなる。生きていけるだろう。でも、あの子はそうはいかない。四肢の一本でも失えば生きていけないのだ。
人間の世界では動物は所詮、経済動物だ。役に立たなければ処分される。人間の都合で生かされ、人間の都合で殺される。人間の生きるための道具だ。だからこそ、生きる場所を失わなくていいように私たちが居るはずなのに……
それ以上は言葉になることなく、私はその場に泣き崩れた。悔しくて、悲しくて、苦しくて、情けない。しかし、一番に苦しみ悔しいのはあの子なのだと思うと、余計に涙が止まらなかった。
よくわからないが、私が虐められる立場だったらしい。虐められるというか嫌われる…かな。
そんな私への嫌がらせで私の担当している?馬に何かを飲ませたかしたらしい。毒薬か何か。
その犯人を追い詰めて吐かせたのか、勝手に自白したかはわからないが、犯人の告白場面から始まりました。覚えているのはそこから。
ショックを受けつつ上記のようなことを一瞬で考えて泣いてました。リアルでも泣いてました。目が覚めると同時に泣いてた。夢でこんなに泣くってなかったかも。涙を流すくらいはあったけれど。
なんか私がすごいイイヤツみたいなのがまた可笑しな話でバカバカしいけどさ。まぁ考え方は間違ってはいないな。うん。
話題:馬のいる生活
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