「謎が謎を呼びさらに新たな謎が――!」
早いとこ解決してほしい前置き。



えー、今回はクラシックショコラさん(cutlass.qee.jp)ところのフリーゲーム「NOeSIS 嘘を吐いた記憶の物語」(cutlass.qee.jp)の感想を書きますね。一部レビューっぽくなっているかもしれません。

ジャンルはギャルゲーと銘打ってありますがノベルゲームに近いと思います。内容はサスペンスホラー、かなあ。一応選択肢はありますが、ほぼ一本道です。プレイ時間は10時間ほど。
続編の「NOeSIS02」も公開中。さらに「NOeSIS03」も製作中とのことです。



全キャラ、ヤンデレ、との売り文句があったけれども、正直そこまでヤンデレとは思わなかったかなあ……。単にホラーの毛色が強いだけな気もします。


配慮しながら書くのは難しいので、
ここから先は全ネタバレ含みます。





では以下、ネタバレ注意。













一応はクリア、したのですが。おまけのキャラ紹介ページを見てど肝を抜かれました。本編ではほとんど触れられなかった設定がどどどっと出てきて困惑です。
ラスト付近の会話で一夜先輩の方が姉って言うのは察せたんですが……黒幕って何さ!?
真相が出たはずなのに、その真相が真相じゃなくて新たな謎になってしまう、みたいな感じがして、もどかしいです。大きなNOeSISという物語のプロローグだと思えばいいのでしょうかね……。

先輩やこよみの持つ特殊能力は、あんまりピンと来なくてちょっと慣れるのに時間がかかりました。なぜそんな能力が? といちいち疑問に思ってしまうからだとわかってはいるのですけれども。この部分が大きい伏線である可能性も否定できないので、もやもやとした気持ちがつのるばかりです。

あと、これは不可抗力なのですが、憂姫の真相についてもこよみの部屋の仏語部分で先が読めてしまいました。仏語でなんとなーくただならぬ関係であることを予想→CGで確信。うう、残念でなりません。



文章自体は、哲学的な言い回しが面白く、たまに触れられる思考実験の話なども興味深かったです。ただ、化け物や人形、そしてキャラの特殊能力など、色んなキーワードが一人歩きしている印象はありました。
読解力がないので、理解がちょっと難しかったです。



キャラクターは良かったです。某所で全員「ヤンデレ」と紹介されているだけあって、立ち絵もきちんと血を浴びたり、目にハイライトがなくなったりしてくれます。素敵。
そう、グラフィックが可愛くって、癒されました。一夜先輩のハートマーク乱舞立ち絵が一番好きです。えへへ。
キャラクター自体は「この子がツボ!」というより皆可愛いなあという感じがしました。ちゃんと病んでくれるし。むしろ、一番危なそうだった千夜先輩がそれほど病まなかったことが意外でした。


人形や化け物に関しての謎はさっぱり解けず、消化不良な印象は拭えませんが……

哲学めいた言い回しや立ち絵は好みですので、
続編で色々と明かされることを祈ります。