「知らない世界を見知った世界に変えていこう」
改革への第一歩な前置き。




えー、今回はアニメ「まおゆう魔王勇者」の感想をつらつら書きますね。
原作はなんと創作スレだそうで。単行本や漫画版もありますが、自分は未読です。ただ、これ今となってはちょっと後悔しています。というのも、原作既読前提で話が進んでいる感じだったので……。惜しいことをしてしまいました。
とはいえ、決して面白くなかったわけではありません。


まず何より誤解されていると思われる、ジャンル。
ファンタジーではあるんですが、バトルとか正義悪とかの話ではありません。こう、世界平和のための戦闘や、経済に近い話が多いです。奴隷制度とか貨幣とか。あとはまあ、勇者と魔王の恋愛要素もあります。
自分はこの辺りを勘違いしていたので、予想外の方向に転がっていく話が楽しかったですねー。



さて、見どころとしては、



・魔王と勇者のいちゃいちゃ

いやはや殴る壁が足りない。
勇者は何だかんだで照れつつも、きっちり男らしくいちゃつく良い男だなーと思いました。魔王も可愛いし!抱き枕ごろんごろんするシーンにやられました。
駄肉だの髪の毛モフモフだの、チョイスする単語が何かと可愛くって。二人の掛け合いも大好きです。痴話げんかするところは特に笑いましたw ぷにぷに……



・音楽

なぜかコメントではあまりみませんが、このアニメ、音楽がとても良い。というか好み。
BGMにはっとさせられることが多かったです。私が民族調曲好きなので、そのせいかもしれません。
OPもほんのりオーケストラ(?)ちっくで良いなー、なんて。なんというか、こう、ピアノ?アコギ?この辺詳しくなくて申し訳ないんですが、劇団っぽいのが良いんです。



・色合い

なんとなーく、アニメ=色が派手というイメージがあるんですけれども、まおゆうは素朴でセピアな色合いが多いように感じました。それでいてビビッドな色合いの魔王様が溶け込んでいるのが凄いなあと。視覚的に、見やすいアニメです。



・台詞

各話のサブタイトルが色んなキャラの台詞になっています。
この台詞がまた良いんだなあ。特に女騎士の台詞には名言だらけです。きょとんとした顔で〜、とか、魔族軍最強との会話とか。
かっこいいシーンで台詞がばしっと決まると惚れ惚れしますよね!

あのアザラシっぽい魔族が可愛いデザインだったのは、魔族であってもよくよく見れば愛嬌があって仲良くなれるかもしれないんだよー、なんていうメッセージなのかなー、なんて。




で、問題はストーリーなんですけども。

こちらはどうも揮わない印象。
うーん、話や視点がバラバラのまま二転三転するので、うまく見れなかったんです。シーン切り替えもわりとブツ切れで雑な感じでしたし。どうしても散漫で、キャラクターが何のために動いているのかがわかりづらかったかなあと。

魔法使いちゃんも、コメントを見るまで三重人格だとわからなかった……。
終わり方も、これでおしまい?と言いたくなるようなあっさり感。残念です。
二期があるのかなあ……?


原作既読の人の感想も気になるところですね。
作画は安定してたし、キャラ萌えとしては十分楽しめます。
演説もついつい泣いちゃったし。




というわけで、
全体として見るとやや低評価にならざるをえない
一部分やワンシーンを取りあげるとすごく素敵
そんな感じのアニメでした。