フリーゲーム「このまちだいすき」「アゲチキだいすき」感想

「宿題は思い切り休みを楽しむことです!」
なんだか良い話っぽい前置き。



えー、今回はクロブチ(mgncase.web.fc2.com)さんところのフリーゲーム「このまちだいすき」とその番外編「アゲチキだいすき」の感想をつらつら書きますね。一部レビューっぽいかも。




『このまちだいすき』

ジャンルは青春満喫RPGな感じ。とにかく明るく楽しい一作でした!
ほのぼのなグラフィックですがバトルはけっこうシビアな難易度です。でも公式攻略本がDLできるので、レベルさえ上げれば詰まることはないはず。
というわけで、まずは良かった点から挙げますね。



・勢いと超展開と青春のストーリー

とにかくノリが良くて爽やか!元気!学生万歳!明るい作品をお求めの方にもう全力でオススメします。お約束を裏切らない安心感もまたよし。
現代青春もの、と思いきや意外な事件も起こるので、先の読めない展開も楽しめます。超展開ではありますが、ラストまで行くと唐突感の謎も解けるのですっきりできる、良くまとまってるストーリーでした。
何より、キャラクター達が「こまけぇこたぁいいんだよ!」の精神で清く明るく元気よく街を走り回ってくれるので、プレイヤーの自分も「せやな!」とゆるく楽しくプレイできました。このノリ最高です。



・元気いっぱいのキャラクター

顔グラは全体的に可愛らしい雰囲気です。くるくる表情が変わるので見ていてとっても楽しいです。キャラのドットもマザー風で、どことなくほのぼのします。
メインキャラはとにかく元気いっぱいの前向きな子が多くて、プレイしているとこっちも元気をもらえる気がします。軽快なギャグもツボですねぇ。
街をうろついている住人達も良い味出してます。特に同級生の皆さんにはつい何度も話しかけにいってしまいました。
好きなキャラクターは勇者な彼。ほら、片目隠れてるし、不憫属性だし、ねぇ。本編での立ち位置も不憫ですが、ご本人が納得しているのが救いだなーと思います。



・レシートだいすき

コンビニでお買い物するとレシートがもらえます!!!
……いや、現実だと当たり前なんですけども。ゲームとなると途端にテンション上がっちゃいます。初めてもらった時は思わずやったあと呟いてしまいました。たくさん集めると愉快なことになりますよ!
回復アイテムの名前や、コマンド名、戦闘勝利時のメッセージなど、色々なメタ部分が良い具合に変換されているのも面白かったです。
アゲチキ食べたい。



・サブイベントと公式攻略本

生き生きしたキャラクターの魅力がさらに深まるサブイベントが随所にあって、住人のちょっとした日常が覗けます。イベントじゃなくても会話パターンが多めで、気が向いた時にお話ししてみるとちょっと話が進展していることも。貝殻探しの幼女が微笑ましかったですw
決してフリーシナリオではなくてきちんとしたストーリーがあるんですが、それでも最終的に春休みのおしまいを決めるのはプレイヤーです。心ゆくまで「このまち」を楽しめるのが魅力だなーと思いました。
これらのサブイベントは時間制限付きのものも多いんですが、公式サイトで攻略本と言う名のpdfデータが配布されているので、それさえチェックしていれば見逃しはありません。
ちなみに。ネタバレが嫌って人はクリア後でもよいので、この攻略本も見てみることをオススメします。攻略本お決まりの言い回しやレイアウトがされていて、すごく雰囲気があるので読むだけでも楽しめましたw



一方、惜しかった点について。

これはやっぱりバトルですねぇ。
モンスターのグラフィックも可愛く、状態異常を使ってくるキャラと道中で拾える回復アイテムとのバランスも良くて、しっかりレベル上げをするゲーム性もちゃんと取り入れてあるのはとても好感が持てます。
ただ、属性攻撃のダメージが大きいのに対して属性強化の装備品が少ないせいで、レベルを上げても死ぬ時は死ぬという。これがちょっとキツかったです。原因はわかるんだけど対策が取れないのはもどかしい……特に異人館が鬼門でした。




と、難点もあげましたが、全体を見るととてもゲームらしいゲームと言うか、まさに「楽しい!」が味わえる一作でした。わくわくした!







『アゲチキだいすき』


そして続編のミニゲームがこちら、アゲチキだいすき。
ミニゲームとあなどるなかれ、新規顔グラあり、システムも一部新しい要素が取り入れられてゲーム性がより高くなっています。

RPGのコマンドバトルならではの攻略方法があったりもして楽しかったですねぇ。バトルの難易度が高いのは相変わらずですが、こっちではきちんと強技の前に対策ができてちょっと救いが見える仕様になってました。敵は強化技重ねがけできるのにこっちはできない辺りにはやや理不尽を感じはしましたが……何度かやり直したらフィーバーしたタナカ君がクリティカル2連続出してくれたのでよし。

新しい顔グラはこれまた可愛らしくて素敵!キャラの立ち絵も見れて満足でした。
お話も、このまちと同じく明るく勢いがあって、ギャグ展開をとことん楽しめました。クリア後は爽やかな達成感を味わえるはず。おめでとう!ありがとう! なんというか、学生が良い意味で馬鹿やってる感じがあって、すごく盛りあがれました。





どちらも、ギャグが好き、元気な作品をやりたい、長期休み万歳!そんな方に是非ともオススメしたい作品でした。

フリーゲーム「トンネループ」感想

「お前がそんなやつだとは思ってなかった」
勘違いも甚だしい前置き。



で、前記事に続いて連続投稿です。せっかくなのでクロチカ(clotica.com)さんところの現在公開中の作品からも一つ取り上げて、フリーゲーム「トンネループ」(clotica.com)の感想をつらつら書きますね。さくっとプレイできるけど演出はかなり凝っている、短編ノベルです。
既存作品からキャラクターを取ってきているそうなのですが、そっちをやっていなかったのでプレイ前は若干不安でした。が、これも杞憂で、単品で十分楽しめる一作です! Aくんの方はあやなすリメイク待ち中。わくわく。


タイトルにループとありますが別にループものではありません。むしろ、トンネルパラレル? それぞれのエンドによって、キャラの設定もトンネル内の描写も変わります。共通ルート以降はIFの世界な感じ。

というわけで、さっそく魅力をば。



・ぬるぬる動くよ!

ノベルゲーではありますが、ただ文字を読むだけではありません。とにかく動きます! サウンドノベルどころの騒ぎじゃないです。演出力の勝利です。背景やらキャラやら、単純にトンネル内を歩いているだけのシーンでも臨場感があります。
お気に入りはトゥルーエンドでのスタッフロールです。後方からの追い上げには思わずふふっと笑ってしまいましたw



・緊張感と何が起こるか分からない展開

びっくりどっきりというよりは、得体の知れない緊張感をはらはら楽しむ感じの作品だと感じました。トンネル内ではもう、何が起こっているわけでもないシーンでもなんだか妙に心臓が高鳴ってしまって。
エンドによってキャラクターの立ち位置や設定が変わるのも、世界線のうちの一つって感じがして面白かったですね〜。



・クオリティの高い立ち絵とスチル

公式サイトをご覧いただければより伝わるかと思いますが、線の細い女性向けな雰囲気の絵柄です。ADVのように(名前)「台詞」といった形ではなく、小説っぽい体裁で進んでいくので、メインキャラ4人の名前はしっかり確認しておくのが吉。
私としては仁くんのキャラデザが好きです。ちゃらかっこいい!



とまあ、短編ながらもホラーとしての溜めが大変上手く演出力のある一作でした。




同作者様の他フリーゲーム感想記事↓
「魔法少年クレなんとか」※公開停止中(mblg.tv

フリーゲーム「魔法少年クレなんとか」感想

「愛と魔法と少年は君の心を輝かせるのだ」
ショタコンおめでとうな前置き。



えー、今回はクロチカ(clotica.com)さんところのフリーゲーム「魔法少年クレなんとか」(clotica.com)の感想をつらつら書きますね。
エイプリルフールゲーとのことで、現在は公開停止中です。なのに感想書くのもどうかなあっていうところではあるんですが、まあ備忘録ってことで。
ギャグ要素多めのノベルゲー。男同士でなでなでとか照れ顔とかがバンバン出てくるので、たぶん見ようによっては腐向けです。

「Aくんと祭りのむこう」を先にDLしたはずなんですが、リメイク作成中らしいので途中までプレイしてから後回しにしちゃってます。期待期待。



では、見どころを色々と。


・クオリティ高めの立ち絵
立ち絵がまず可愛いです。魔法少年らしいポージングも合わせてついガン見しちゃいますね。魔法少年バージョンと通常バージョンの立ち絵、そして表情変化などがたくさんで、見ていて楽しいです。
ロストの危ない微笑み+照れな表情がお気に入りです。あと腰をさすさすしたいです。あっでも、立ち絵のポーズは赤いのが好きだな〜。


・勢いでなんとかするギャグ
だいたい物理で解決したり、勢いよく突っ込んだり、ついぶふぉあっと吹いてしまいそうになる展開が愉快です。けっこう油断していたのでやられました。


・マジカルな演出
魔法少女の登場シーンや、魔法バトル中のカットインなど、マジカルな演出がたくさんです。まさに見るノベルだなーと。
一部エフェクトがぴっかぴっか光り過ぎて目が痛いところもありましたけど……まあ、魔法だからね、仕方ないね。



ちょっと残念だったのは、おまけ要素が一切無しなところでしょうか。スチルなどは確認してみたかったので、惜しい気分でした。




とまあ、こんな感じで、良い楽しいエイプリルネタでした!



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「トンネループ」(mblg.tv

フリーゲーム「躑躅色の夢」「ラ・ら・ボウ」感想

「酷い夢だと思うのか、幸せな真実だと思うのか」
二つの可能性は表裏な前置き。





えー、今回はハラワリ(harawari.tobiiro.jp)さんところの「躑躅色の夢」(harawari.tobiiro.jp)と「ラ・ら・ボウ」(エイプリール企画限定配布)の感想をつらつら書きますね。
どちらも短編ノベルゲーム。BLです。

別々の作品ですが、世界観は一緒ということもあってひとまとめに。ラらボウの方はなんと1日限定だったそうなんですよねー……。フリゲーサイトに張り付いてて良かったです。

ではツツジの方から。



<躑躅色の夢>

まずツツジを漢字にするとこうなるってところに驚きましたね。ちゃんと変換できるー!すげー!

初めからスタートした時に、文字がばらばらばらっと降ってくるのもびっくりしました。技術すげぇ。

お花から人間になったというツツジくん。彼のキャラが特に魅力的だったなあと思います。いわゆるタブラ・ラサ状態な彼ですが、とっても素直でぽわーんとしているので、見ていてすごく和むんです。飴でもチョコでも与えたい……餌付けしたい…。

同音異義語をうまく使ってるのも良かったですねぇ。すれ違いっぷりに驚いたり癒されたり。
鶴の恩返し的な話はわりと王道ですが、ツツジくんのほっとけない感じや、人間と植物の違いなどを丁寧に書いてあるので、とても感情移入がしやすいです。じんわりとあたたかく、切ないお話でした。

文字中心で、スチルが要所要所に出てくる構成なんですが、これで読み手を飽きさせないってのが凄いなあと。特にお風呂シーンとかは、ツツジくんのはしゃぎっぷりや、小柴君のしょうがないなあっていう保護者っぽい頬笑みが目に浮かぶようでした。

しかしケヤキさんに惚れそうですよわたしは。





<ラ・ら・ボウ>

まず、おっと思ったのが起動画面。タイトルとの合わせ具合が上手いです。特殊ですが、SEつきなのもわかりやすくて良いなあと。

こちらは躑躅色と比べると切なさと電波が割り増しな感じでしょうか。
ヤナギくんがこれまた良いキャラしてるんだな!!
軽く軟禁というか、腕を縛られた状態から始まります。そしてちょこっと電波に思える会話をする話です。下心というか、どきどき感があるのもこっちかも。

シンプルながらも、綺麗にまとまった作品です。
やろうと思えばぐっと近づけそうだけど……みたいな、この、なんとも言えない距離感がたまりません。





とまあ、こんな感じで。繊細で絶妙の雰囲気が楽しめるノベルゲーでした。


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「移れ宿れ私の愛に、そしてここで朽ちてしまえ」(mblg.tv

フリーゲーム「午前0時のマージナル」感想

「明らかにアウトな選択肢を率先して選びたい」
悪戯心満載な前置き。


いやあ、エイプリルフールは色んなサイトがお祭りして下さってて大変楽しかったですね!! 今はじっくりまったりプレイ中なので、去年のエイプリル作品から一つ。
というわけで、今回はHACKMOCK(hackmock.web.fc2.com)さんところのフリーゲーム「午前0時のマージナル」(hackmock.web.fc2.com)の感想をつらつら書こうと思います。一部レビューっぽいかも。

ジャンルは女性向け家探しゲーム……とありますが、一部推理も混ざっています。トゥルーエンドと思われるED4だけはちょっと難易度がありますが、それ以外はさくさく進められるかと。
というわけで、さっそく良かった点を挙げてみますね。



・テンポよくまとまりの良いストーリー

弟子のリオに意外なハプニングが起こったところで話が始まるんですが……この導入にまず驚かされました。さくっととんでもない。コメディで終わるのかと思いきや、真相のわかるエンドではしっかり甘い展開もあって、いやあ良いラブコメでした。
ファンタジーなので色々魔法っぽいワードも出てくるんですが、広げすぎず世界観を固める程度に使われているのも良かったですねぇ。魔法石の設定おいしい。
プレイもこのくらいのボリュームがやりやすくて助かるなあ。あ、だいたい1時間強くらいでコンプできます。



・ノベルパートもよく動く

ADVといっても、ただ文章を読むだけのものではありません。とにかく立ち絵が動く動く。表情、ポーズ、ぴょんぴょん動作などなど、相変わらずこちらのゲームはビジュアル面が充実してます。読んで楽しい見て楽しいクオリティ。
クリア後のおまけで立ち絵のパーツを弄ることもできます。目の差分の多さにはこだわりを感じました。自分なりに組み合わせて可愛くしようと思ったけどどうあがいてもぎゃひひだった……。



・ちょっと頭をひねる探索パート

家探しパートではほのぼのエピソードに癒されました。ヒントになる話を聞いたら持っていけるものが増えたり、ちょっと危ない日記が読めたりとこちらも凝った仕様です。
ED4のギミックは、公式のヒント(memoの6月の記事)のおかげで解けたようなものです。よーく見たらなるほどなんですけども。ああいう細かい動きとかどうやって作るんでしょうね?



・意外と多いエピソード

さて、じゃあ凝ってるのはビジュアル面だけかと言われればそんなわけもなく。何度かリオと会話するシーンがあるんですが、そのパターンの種類が多いんですよ。共通でランダム数個くらいかなーと思いきや、いっぱいお話できてうれしかったです。




とまあ、こんな感じで。

こちらのサイトの攻略キャラは一途でヤンデレ(一歩手前)な子が多くて、いやはや大変萌えます。今回のリオ君も一生懸命なところが愛くるしいキャラでした! 鈍感師匠の今後に期待です♪





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