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フリーゲーム「TRUE REMEMBRANCE」感想

「忘れることと殺すことの違いがわからないの」
変わりない前置き。



えー、今回は里見しばさん(true-re.sakura.ne.jp)ところのフリーゲーム「TRUE REMEMBRANCE」(true-re.sakura.ne.jp)の感想をつらつらと書きます。途中レビューっぽくなってるかも。
ジャンルはノベルゲーム、選択肢は無しの一本道です。

とりあえず、魅力的だなあと思った点を挙げていきますね。




・物哀しくも優しい雰囲気

セツナ病、という病を癒すために街で過ごす少女と、案内人の青年のお話。
二人の日常がゆったりと過ぎていく様子が描かれていて癒されます。街の描写や季節感がどこか退廃的で、何とも言えず切なくなることも。



・章立てで広がるストーリー

日常、と書きましたが決して動きがないわけではありません。新しいキャラと触れあったり、キャラの過去が深まったり。章ごとの起承転結や、話の深め方が上手だなあと思いました。
メインキャラとの出会い→お客様について→封士について→サブキャラと過去話→……といった具合に、順番に作品の世界観やキャラの背景事情などを知ることができます。おかげで理解しやすく、感情移入もしやすかったです。



・珍しいキャラ名

DQNネームというわけではないのであしからず。
主人公は「黒目」、ヒロインは「ラ」。「右手」という方もいます。
ラが出て来た時はびっくりしましたねー。一文字!? みたいな。といっても、彼女の名前には(明言はされていませんが)素敵な由来もあります。初めこそ驚きましたが、終盤にはすっかり愛着がわいてしまって、私も呼んでみたいなー、なんて思ってしまいましたw



OPやEDはなんと曲付きで、終わった時はなんだかじんわりと涙が出てきました。
儚くて切ない、かつ、最後は明るく前向きなお話でした。

フリーゲーム「WHITE ENIGMA」感想

「汚らしい純情で彼は愛していたのだ」
免罪符にもならない前置き。




えー、今回は、晴れ時々グラタン(hanikamuaisuman.web.fc2.com)さんところのフリーゲーム「WHITE ENIGMA」(hanikamuaisuman.web.fc2.com)の感想をつらつら書きますね。一部レビューっぽくなってるかも。

ジャンルはホラーADV。逃げたり闘ったりするタイプのホラーゲーではなくて、選択肢で移動したり調べたりするタイプのゲームです。アクションが苦手なのでこういうスタイルは助かりますねぇ。
行き先に困ったら「考える」で大抵なんとかなるので、難易度はそこまで高くないです。長さもほどよくて、ちょっと空いた時間にぞくっとできます。



・恐怖感を煽る演出

晴れぐらさんところのゲームはいくつかプレイしているんですが、どれも雰囲気がとても魅力的です。この作品も例にもれず、演出が素敵でした。
何度ビビったことか……。BGMって大切ですね。とはいっても、たぶんホラー得意な人にはちょろ甘な怖さ、なのかな? 自分がビビりなので参考にならないかもしれませんが、怖がりの人でも頑張ったらプレイできる程度と思われる怖さでした。

気づくと不思議なことがおこっている、この奇妙に落ち着かない感じがしっかり出ていて、話にどっぷり浸かれました。



・謎がとけていく快感

主人公が記憶喪失の状態から話が始まります。で、探索するうちに記憶の鍵と館の謎が明らかになっていく……という。ある意味、王道ではありますが、この話のまとめ方が非常に上手いんです!
続きが気になってわくわくしながら進めていきました。
守ってあげたいタイプの女の子もいたりして、静かで怖い雰囲気の中、少しの癒しをくれます。



ホラーや鬱展開に耐性のある方は、是非一度プレイしてみてほしいと思います。
ネタバレ込みの感想や、ちょっとした攻略メモは、追記にて。





同作者様の他のフリーゲーム感想記事
「雪葬」(mblg.tv
「おとぎ話屋」(mblg.tv








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フリーゲーム「Alice mare」感想

「原因はある、だがそれが悪いとは限らない」
責めきれない前置き。



えー、今回は、Star Vlasta(miwasiba.iinaa.net)さんところのフリーゲーム「Alice mare」(alicemare.chottu.net)の感想をつらつら書きますね。一部レビューっぽいかも。
フリーホラーゲームとありますが、後から作者さんが「テンションさげさげー」と評しているように、恐怖より鬱展開の要素の方が強いです。そうです、鬱展開です。やったね。
ウディタのゲームなので、そちらのDLも忘れずに。全コンプに2時間ちょっとかかりました。ただ、謎解きで遠慮なくチートこと攻略丸読みをした結果なので、実際のところはもっとかかるかなーと思います。



では、まず良かった点を。


・童話モチーフの鬱展開

オリジナルストーリーと、童話を元にしたエピソードが良い感じに混ざりあって、メルヘンダークな雰囲気になっています。私みたいに童話が好きな方は特に楽しめるかと。
可愛い少年少女達が絶望に追い込まれていく様は大変に萌えますね、はい。
解釈をプレイヤーにゆだねて終わり、といったエンドもあるので、考察しがいがあります。まあ、この辺の詳しくは追記で語るとして。


・可愛いキャラクター

これはサイトの方を見てもらえばわかるかと思うんですが、作者さんが絵の方面で色々活躍しているのもあって、キャラデザがとっても可愛いです。台詞枠の右側に出てくる皆が可愛くて、ついつい色々話しかけにいってしまったり、変わってしまった姿にぞくぞくしたり。
出てくる子たちは皆、心に闇を抱えています。これがまた良いスパイスとして、キャラを魅力的にしてくれてる気がしますねぇ。


・てとリス

はい、某有名パズルゲームが楽しめます。すごい!
落ちてきてすぐの時に回転ができなかったり、本家と比べると多少不具合は感じるところもあります。とはいえ、おまけ要素ですし、ちょっとした暇つぶしには最適です。
ちなみに自分は30レベルまでいって、褒められました。特にアイテムとかは無かったんですが、これより高レベルになるとどうなんでしょう。最大何レベルまであるんでしょうね?
なんにせよ、斬新なおまけでしたw





惜しいなあと思った点



・操作性

ウディタは斜め移動もあって、操作キャラがけっこうぬるぬる滑って動くんですよね。なので、半マス分の移動がよく起こるんです。でも、ゲーム内では「狭い道を進む」とか「一マス一マス確かめる」とかいったことがちょくちょく出てくるので、それで妙なやりにくさを感じてしまいました。
当たり判定を広くすればまた変わってくるかなあ。こういうギミックはツクールに向いているかなーと思います。



・エンディングのぶった切り感

ED1~5はどれもこう、ここからエンディングですよーっていう感じがなくて、「えっこれで終わり?」となってしまいました。まあ、トゥルーじゃないと考えればこの感じも仕方ないのかも。
施設に戻ってきてからの動きを全部オート化にするとかしたら、あの間延び感はなんとかなりそうかなー、なんて。
あっでも、エンディング絵が全て違うのは素敵です! 物語性のある一枚絵になっていて見惚れました。



・指示が紛らわしい

例えば、「右側の本棚を調べて」という時に、右下にも右上にも本棚がたくさんあってどれを調べればいいのかわからなかったり。「小さい順に入力」というので、一つずつ入れるのかと思いきや、小さい順に並べて入力という意味だったり。
細かいようですが、こういうあいまいな指示が多くて戸惑いました。私の察しが悪いだけといえばそれまでですけれども。



・無駄なマップがちらほら

広めの設定にしてあるのに、使われていない部屋や、広さのわりにイベントの少ない場所があって、もったいないなあと思いました。
挙げるなら、ROOM101がまず気になったのですが、結局解放されないままという。今後のアップデートに取り入れられるのかもしれませんけど、うーん。シロウサギに会う前の、クローゼットの通路にしても、あの部分必要だったかなと思うんですよねぇ。あのクローゼットがチェシャのものとかだったら面白かったんですが。
あと、扉がすんごいわかりづらいです。おばあさんの家とかな。
マップチップの色合いやデザインが素敵なぶん、本当に惜しいです。お菓子の家住みたい……。





とまあ、こんな感じで。
雰囲気とキャラは最高、ストーリーは鬱展開好きには嬉しい、システム面はちょっと残念。といった印象でした。
やっぱり鬱展開好きとしては楽しめましたし、メルヘンダークが好きな方には全力でオススメします。


さて、追記では各キャラクターの感想や考察をつらつらと書いていきますね。興味のある方は右下moreよりどうぞ。ネタバレ一切気にしていないので、未プレイの方は注意です。



同作者様の他フリーゲーム感想記事↓
『LiEat』(mblg.tv
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フリーゲーム「ムスペル」感想

「勇者なんてガラじゃないし、生温かい幸福は気持ち悪いし」
どうにも厭世的な前置き。



えー、今回は、Space not far(muspell.raindrop.jp)さんところのフリーゲーム「ムスペル」(www.vector.co.jp)の感想をつらつら書きますね。
ジャンルはサイト曰く、この世のすべてに絶望していたころの長編RPG。絶望。そう、鬱展開です。全体的に暗く重い雰囲気で進んでいきます。ストーリーは、ざっくり言うと、ご都合主義に抗う悲観主義者の話、かな?
さて、では特徴的なところを挙げていきましょうか。





・キャラクター

主人公:皮肉屋でやれやれ系な片目隠れ
ヒロイン:夢見る毒舌ボクっ娘
サブキャラ:記憶喪失人形、ネガティブ少女、百合エルフ、殺人鬼

とまあ、あえて酷い書き方をさせて頂きましたごめんなさい。でもどうです、この悲惨なメンバーは。とても世界を救いに行く者達とは思えません。本人達すらも自分でツッコミを入れてる始末です。そして、それこそが魅力です。
旅の合間にちょっとした会話劇も楽しめます。テイルズのスキットシステムに近いと思ってもらえれば、わかりやすいかな。なんだかんだでつるんでるゼムとアップファルの距離感が好きです。




・陰鬱で浸りたくなるストーリー

途中のエピソードは容赦なく鬱展開です。エンディングは二つ。どちらも完璧にハッピーとは言い切れない、しこりが残るものだと思います。大変好みです。
私は駆け足で進めてしまったので、一部理解しにくかったところもありました。言い回しがところどころ固いのもあるかな。なので、プレイする際にはしっかり時間を取ってじっくりプレイするのをオススメします。マクガフィン、といった単語辺りをググっておくと、物語の理解がしやすいかなー、なんて。

あと、問題はキャラ名を覚え切れていなかったこと。後で気づいたんですが、この作品、前作として「プリズンナイト」というものがあるらしいんですね……。やっちまったー!
とはいえ、キャラをしっかり覚えられる人なら心配はいらないかと。私のように、うっかりすっぽ抜けそうな気がする人は、こっそりメモでもしておくと混乱せずに済むかと思います。




・シンプルながらもバランスの良いバトル

このゲーム、状態異常と技の属性を意識するだけで、かなり戦いやすくなってます。
ごり押しでもいけるはいけるんですが、せっかく主人公が攻撃魔法をバリバリに使えるので、これからプレイする方には是非とも色々試してみてほしいところ。魔法使いキャラ大好きなのでめちゃくちゃ楽しかったです! ザコ戦はちょっと面倒ですけどねw
readmeにあるように、属性は「朱→金→翠→朱 瀬⇔淵」。ちなみにこのreadmeには世界設定なども載っているので、こだわり派の皆さんは要チェックです。

その分、封印と麻痺がかなりきついので、これらを使って来る敵にはしっかり対策が必要ですね。
毒等のステータス異常が脚光を浴びているのを見るとわくわくします。敵の強さもシビアになりますし。

武器レベルがあるのも面白かったですねぇ。単純に強い武器でごり押しするんじゃなくて、装備を付け変えてステータス耐性を増やしていくのも新鮮でした。個人的に、ゼムに杖、アップファルに剣、ヤドリギに槍だと汎用性があってやりやすいイメージです。




・鬼畜セーブと鬼畜トラップ

これに関してはちょっと愚痴になりますが。
砂底の宮ぅぅううううううう!!! あれはキツイ、アクション苦手な私は死にまくりました。30分くらいかかった気がします。詰むかと思いました。まあ、ゲームオーバーの概念がないというか、コンティニューになるだけなんでまだ良心的かもしれませんけど……。

あと、セーブについて。セーブポイントが村あるいはダンジョンの一部だけってのはまあ、よくあるRPGのパターンですよね。欲を言えばフィールドでできるようにしてほしかった気もしますが、まあ、それは良いとして。

妖精ぃぃぃいいいいいいいい!!! セーブに金払わにゃいかんって何事じゃい!

どうしても貧乏性の私は払うのにすっごい躊躇いと葛藤を感じてしまうのです。でも、無料券もあるし金も一応所持金の半額(たぶん)なので、それがあるだけでも良心的なのかもしれません。むぅ。




・ツボ漁りと細かなサブイベント

RPGのお楽しみとしてよく挙げられる、ツボ探しやタンス漁り。この作品にもそういった要素はふんだんに取り込まれています。こういうのって、作者からの謎かけというか、「見つけてやったぜ!」という達成感が強くてすごく好きです。
特に、フェーナのいる修道院で少女がいないスキに樽を調べられた時はぞくぞくものでした。私気づいてたもんね!みたいなちょっとした自慢をしたくなります。しました。どーだ(大抵の人は気づいているかもだけど)。

サブイベントやEXダンジョンも、多すぎず少なすぎず、ちょうどよい数です。ヒントやフラグは街の人が言ってくれたりキャラがくれたりするので、見逃しも少ないかと。廃村のみ注意かな? 即死持ちの敵が大量に出てくるあの村です。空が赤くなってからだと手遅れなので、早めに行っておくことをオススメします。
天使(仮)の二人のイベントがなんかツボです。

ちなみに私は見事に、眼鏡・エルフ・殺人鬼のフラグを逃しました。はっはっは。ごめん。





さて、ちょっとシステム上難易度の高いところもありますが、手ごたえある作品を探している方にはビビっとくるものがあると思います。淡々とした雰囲気や、ほんわかした顔グラにギャップのある設定も好み。あと音楽、使いどころが上手です。まさかあの移動手段であの曲が流れるとは……良いセンスしてます。

重量感のあるRPGをやりたい方に、強くオススメできる一作でした!


追記で自分が引っ掛かったところの攻略メモ。興味ある方は右下moreよりどうぞ。



同作者様の他のフリーゲーム
「グリムボルトDeep」(mblg.tv
「プリズンナイトmore」(mblg.tv
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