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以下オマケ坂銀sss



「ねぇ、何でいんの」

至極当たり前な顔をしてソファに寝そべる人物に話しかけてみる。
短く、しかし核心を突いた言葉に坂本が眉尻を下げながら笑った。

「なんじゃーひどいちやーきんときぃ」
「酷いって、人の名前を何時までたっても覚えない坂本くんは酷くないんですか」
「おお。くん付けなんて初めてされたぜよ!中々いいもんじゃのう」
「てめェエエエエエそのポジティブシンキングいい加減にしろォオオオオオオオ!!!!!!」

ゴスっという鈍い音と共に坂本の頭がソファにめり込んだ。
そのまま顔面を押さえてうずくまる坂本を尻目にため息をつくと向かい側のソファへと腰を落ち着かせる。
暫く痛みに悶える坂本を眺めていたのだが、やがて復活した恨めしい視線におっと声を上げた。

「復活はえーな」
「うう・・・しょうまっこと酷いちや銀時ぃ」
「うんうん、それでよし」

正しい名前を紡いだ声に潔く頷くと、よしっと言って立ち上がる。
不思議そうに追ってきた視線に、

「ほれ、飲みに行こうぜ。どーせまた時間ねぇんだろ?」

呟いた言葉に坂本は嬉しそうに大きく頷いた。


#おーるうぇいず(坂銀)
いつも、
いつでも、
いつまでも。
(昔と変わらぬ君の隣で)