いつだって疲れてる彼を見て
あの人もこんな感じだったのかなって
少し思った。


あの人は、
『疲れない身体にするために努力させよう』
とする人だった。

それが私にはしんどくてだるくて
彼なりの優しさであることも、私を想ってのことであることも分かっていて、反発しか出来なかった。
いつも頑張ってるのに、なんであなたの前ですら頑張らなきゃいけないの、と
疲れてるのに、筋トレなんてやりたくない、と

それで、私はいつもいつも疲れていた。
元気な日は存在せず、いつもどこか不調だった。
それは今も変わらないけれど



ユウくんも、それは同じだ。
いつも仕事で疲れていて、いつも私は休ませてあげたいと思っている。
でも私もやっぱり、構って欲しくて

私が選んだのは、甘えさせることだった。

正しいか間違ってるかなんて関係なくて
私以外の人に甘えられないなら、私に最大限甘えさせて、元気で私の相手をして欲しかった。

風邪を引いて辛いって言ってるのに、
洗濯物を引き受ける彼を見て
苛々しなかったと言えば嘘だけど、
私は私なりに限界だったし、
責めるのだけはしたくなくて

何を言ったか覚えていないけど
しどろもどろで伝えようとした気持ちを察してくれたユウくんは
頑なに任せようとしなかった洗濯物を私に渡して

「りょーさん、ありがとうな!」

って言って、シャワーを浴びに行きました。




何が正解で何が間違ってるかなんて分からない。
でも私は私の不調を受け入れて甘えさせてくれることに何度も救われているから
私も同じようにしたんだと思う。

ユウくんは簡単に甘えないから、
無理矢理になってしまったけど

彼みたくスマートに出来なくて、不器用すぎて不恰好な私だけれど、甘えられる場所であり続けられたらいい。


ありがとう、って、いつでも思いながら過ごしていたい。



結果的に、後で私を相当甘やかしてくれたユウくんは本当に器が広すぎると思う。



ちなみに、この空白期間に購読者様が増えてありがたいのと
両家初対面というイベントがありました。

ご両親に打ち解けすぎて酔ったりょーさんと
仲良くなった両家の話はまた今度…かな。

ご両親の私の評価
『おっとりしててほっとする』
ご両親のフィードバック
『りょうちゃんは本当にユウのことが好きなんだねぇ』


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どうぞよろしくお願いしまっすお義母さま!!!!