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 COVID - 19 / 新型コロナウイルス感染症の影響 K 
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「緊急事態宣言」を出すべきだとの政府への圧力が高まっている


俯瞰していると真に不思議だ‥

この前まで「緊急事態宣言」など私権を侵す可能性が高いのだから慎重であるべきだと発言していた政治家達が 何故出さないんだと叫び、理由はともかく 宣言に慎重なのは首相側だ


マスコミのコメンテーター含め、社会の雰囲気,政府側への圧力は 正に「それ行けドンドン」といった感じで、そうか‥ 万が一自国が攻撃を受け 戦争へ向かおうかとした際には、これは容易に社会の雰囲気は変わるな‥と確信した


ここまでの空気感となれば、もう「緊急事態宣言」は間もなく出されることだろう



日本の場合、緊急事態宣言が出されても その法的拘束力は他国のように強くはない

しかし‥ 大きく影響を受ける人達は必ずいらっしゃる


緊急事態宣言を出すことは感染拡大に対し 少なくとも今より有効に働くだろう

緊急事態宣言を出すべきだと強く発言している人達は 次のような人達

緊急事態宣言が出されても変わらず‥というより 今以上にテレビで露出機会が多くなる職業の人達,じっと家の中にいても 生活出来るお金が入る人達,暫くの期間 流れを止めても持ちこたえられる大きな企業のトップの人達,ストップがかかっても会社や国や自治体から給与の保証がなされる人達,‥等々

これらの人達にとっては、何故緊急事態宣言を出さないんだ!と不思議に感じていらっしゃるに違いない



だけれど

現在のただの「自粛要請」のみで 既に生活すること自体が難しくなっている人達がいて、そのことで自殺する方もいよいよ出てきた‥

そんな狭間にいる人達にとって、緊急事態宣言は 最後の息の根を止められる事に等しい

新型コロナウイルスに感染しなくても、生活苦で命を絶つ人達がいるという現実


そこへの想像力がきちんと働いた上で,それでも必要と発言し,決定されて行くのなら ‥ もういいよ‥ どうぞ




「自粛要請」の今の段階で、職種によって,或いは人によって 其の受け止め方や自粛の仕方に大きな開きがあった


集まって遊ぶ人達は変わらず騒ぎ
真面目に自粛に協力した人達もいた



私たち演奏家は本当に早い時期から身動き取れなくなった‥
周りは馬鹿が付くほど社会の為にと真面目な対応をしていた

コンサートをやるかやらないかは主催者の自主的判断でなされている‥ と 恐らく一般社会の人達には伝わっていると思う

しかし、実際はどうかと言うと

確かに 主催者に其の自粛するかどうかを選択できる公演も多くあったろう‥

でも、感染へのリスクが非常に少なく、公演を予定通りにやるつもりであったものが、東京都,区の判断でホール自体が急に臨時休館となった為に、結果的に中止にせざるを得ないコンサートがある

これはだから、「自粛」段階で既に強制的な力の中に在る‥ ということなのだから、その影響下にある人達にとっては、「緊急事態宣言」となることがどれ程恐怖を覚えることか少し理解して頂けるかもしれない





私が出演する予定だった今月4月末のコンサートは、昨日 4月2日 そのコンサートホールの臨時休館のお知らせをもって中止となった

区のホール側が決定したのだから 支払い済みのホール利用料金は返金されるという
だけれど、一年かけて費やした時間,チラシ作成や練習場所等に一年支払われ続けたお金,等々は主催側に補償されることは無い







要請段階で みんな正しく自粛してくれれば良かったのに



「私たち、何か強制されないと じっとしてられないから、私を縛り付けて?」
‥ と言っているに等しい






 馬鹿だ‥ (泣)






























コメント→【020/04/03 15:39


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