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  WHO の存在意義 
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此の度の新型コロナウイルス関連肺炎の事で 炙り出されることになるのは、WHO (世界保健機関) の無能さであろう


2月現在、WHOの発する危機感と世界各国の新型コロナウイルスへの対応とには温度差が生じていて、WHOの発する情報から考えると 先進各国の対応は神経質すぎるという事になるが‥ さて実際にはどうなのだろう


あと数ヶ月後には どういう対応が正しかったか明らかになってくるだろうけれど、本来なら 感染病等に関する情報,並びに対応の仕方に対してリーダーシップをとれなくてはならない WHOは、今回 殆んど信頼されていなかったといえる

理由は その後手ぶりだ

「あんな機関の言う事を真に受けていたら 手遅れになるかもしれない」との判断を下した国の一つに日本も入るだろう

ただ、春節の経済効果を捨て切れずに初動が遅れた事が日本の現在の感染拡大に繋がっているのは間違いない



WHOが パンデミック (世界的大流行) の発表までに大きく躊躇するのには過去のトラウマがあるからではないだろうか

2009年に世界的に流行した新型インフルエンザの際に、WHOはパンデミックを宣言し,世界的な脅威であると全世界に発信した
‥ しかし後に、これが実際には通常の季節性インフルエンザと変わらない弱毒性であることが判明し、勇み足だったWHOは世界的批判を受けた経験を持つ


今回の新型コロナウイルスの判断を下す際、恐らく上層部にはこの苦い経験が頭にあるのだろう

また、WHO の動きは、過去から現在に至るまでよく調べてみると世界各国のパワーバランスに影響され、大切な判断に 一部の国に対する忖度が働いていることが判る

或る判断が一部の人間の暴走にならないように出来るのが民主主義の何よりの長所なのだけれど、頭の悪い人間が集まって 少数の知者の正しい考えを消してしまう可能性があるという弱点を民主主義は持っていることを私たちは頭においておかなければならない

自分の所属している組織の判断が頭の悪いものであっても 仕方ないと諦めはつくが、誤った判断で感染症が蔓延し それで命を落としたら洒落にならない



























コメント→【020/02/07 16:08


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