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 旧暦 大晦日 ― 除夜の鐘は鳴らんのか ― 
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今日1月24日は旧暦12月30日

月の名は『晦日月』(みそかづき)



旧暦では今日が大晦日である



明日の新年元日の太陽と月の動きを並べてみよう (東京)

・日出:午前06時46分
・月出:午前07時02分

・日没:16時58分
・月没:17時10分


このように、太陽と月は、明日の明るい空の中を共に並んで渡って行く


元日というと、殆んどの人々は 初日の出に目を奪われるが、本来、新年を迎える基準となっていたのは まさしく新しく生まれることとなる新月であったのだ

人々が感動しながら目を向けている太陽の 其のすぐ隣に見えない月は浮かんでいる





今日、旧暦12月30日

三十日‥ みそか‥ なのである



旧暦に「31日」という日付は存在しない

太陽暦であるグレゴリオ暦の中で生活している現在、私たち日本人は 12月31日を大晦日‥ と呼んでいるが、それは旧暦の名残で 一年の終わりの日を同じ名前で呼んでいるだけなのである

だから 新暦の現在、大晦日の日に 月が実際に『晦日月』である事は殆んど無く、あったとしてもそれは単なる偶然なのだ




旧暦を併用している国もまだあって、何やら娑婆が騒がしい

今回は特に、「新型コロナウイルス」を大量に持ち込まれてしまう恐れもあるため、例年以上に騒がしい‥

年が変わる瞬間は、諸々振り返りながら自宅で心静かに過ごすものだろうと思う私には、あの大移動は到底理解できない事であるので考えない



騒がしいのは本当に好きじゃない



だから新年の明日を避けて晦日の今日 ブログを書いた (笑)







現代のこの日本で、旧暦の新年を特別な思いで迎える方はどれ位いらっしゃるのだろうか‥(某国からの渡航者を当てにしている商売人は除くw)








月を愛する者にとって特別な日


一つの終わりであり,また同時に始まりでもある 天文学上での其の「朔」の瞬間は、明日1月25日 午前6時42分である



朔の瞬間を含む日を朔日(さくじつ)という

空に浮かぶ月の始まりを「月立ち (つきたち)」と言い、それが変化して「ついたち」‥ だから朔日は「ついたち」とも読むのだ


月の朔望と関係なく進む太陽暦の中にあっても、その旧暦の名残から私たち日本人は 毎月の初日を、ついたち‥ と普通に今でも言うのだ

その日の空に浮かぶ月が たとえ満月であっても 半月であっても‥

ご機嫌だね




旧暦の時代から時間の経った現在の日本でも、月の文化は 我々の周りにそれとは理解されなくとも今も在る









さて



月人の皆さま



明日からの一年がまた素晴らしいものとなりますように




      🌙
























コメント→【020/01/24 16:01


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