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このところ続けざまに書いたクロード・フランソワ ( Claude François )についての投稿に興味を抱かれた方は、きっとYouTubeで女性のバックダンサーを従えた彼のダンスミュージックの数々を御覧になられた事だろう こんな奴ね(笑) → youtu.be さて‥ 先入観がしっかり入ったところで、彼が歌った『ドナドナ』を紹介しておこう ドナドナ?‥ って‥ あのドナドナです ww 『ドナドナ』はイディッシュ語による歌で、日本では何か物悲しい愛唱歌といった感じで広く知られているけれど、この歌に纏わる謂れを識ろうとすると これが中々奥深い 市場へ売られて行く子牛を哀し気に歌っているこの曲を、ユダヤ人がナチスによって強制収容所に連行されていく時の様子に見立てて、メッセージソングとして扱われる場合もあるのだ 世界各国で様々な言語で歌われるこの曲を、クロード・フランソワはフランス語では全く違う意味の歌詞を付けて歌っている 子牛は男の子に替えられ 幼い男の子が大人になりたいと憧れて,そして大人に成って色々を知り,子供の頃を懐かしむ‥ こんな感じの、売られて行く子牛の悲し気な感じとか反戦とか そんな香りは消えているのだ (笑) クロード・フランソワが歌うフランス語のもの→ youtu.be そして これが この投稿で紹介したかったもの クロード・フランソワが日本語で歌ったドナドナ (爆) → youtu.be ダンスミュージックから彼を知るに至った,そして弾け切った彼のノリノリなステージを沢山観た人ほど このジャケットの彼の顔と歌に驚かれることだろう 顔‥ 別人じゃね? wwww 日本語でレコーディングしたのだから、日本にも自分を売り込みたかったのだろうね‥ 巧みな日本語とは決して言えないけれど、フランス人が日本語の何の発音が苦手かは分かる資料にはなるだろうか(笑) 真面目そうな顔立ちと優しい歌声‥ これもまた彼の一面を現しているのだろう やはり 或る人の一面を知っているからといって、その人の全てを解っているなどと思ってはいけないのだ 或る人が自分に見せている顔は、自分にだから見せている顔なのであって 別の人には別の顔を自然に見せているかもしれない クロード・フランソワの こういう一面を 名声などとは関係無く 柔和な心で理解してくれる人に、彼は亡くなるまでに出逢えただろうか‥ そうだといいなと‥ 彼のドナドナを聴きながら 想った |