19/02/04 23:13 (:単発/妄想(ジャンル無節操))
  月島軍曹と。
話題:妄想を語ろう
「‥傷はまだ痛むか」


二人、共に崖から落ち仲間に連絡が出来ない状況にいた‥


「足の怪我よりも」

女が呟く


「‥‥」


無言のままの月島

その視線の先


女の顔に生々しい傷
落ちた時


枝先が彼女の頬に
鋭い傷を作っていた

「どうしても目に入ってしまうから」


俯く女


その頬に触れる月島
数回慰めるかの様に頬に触れ徐に取り出す

「熊の油だ」


「熊?」

容器を取り出し


女の頬に丁寧に塗り込んでいく


「匂いに癖があるが傷に良く効くそうだ」


落ち着いた口調に

少し、微笑む


「‥ありがとうございます」


月島軍曹の優しさに触れ  頬を赤らめる女

「発熱か?」

素早く額に触れ
熱かどうか確認する
月島


「大丈夫そうだな‥もう遅いから今夜は野営だ」


不安そうに
月島を見つめる女‥

「心配するな。俺がついている」


崖から落ちても

大した怪我をしない月島軍曹

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