話題:妄想を語ろう
高野フルーツパーラー


パフェを頬張る貝木

「‥平和だ」


爽やかな酸味‥


程良く軽いクリームが口内で円やかに華やぎ溶ける


―悪寒


窓硝子に目をやると

「ぬ、し‥」


声は聞こえないが、
ジェスチャーが煩い相当煩い


仕方なく手招く


「なんだ?食いたいのか」


いえあの貝木さんとフルーツパフェが妙にお似合いで


アノッ‥写真撮ってイイデスカ!?


「何故不自然になる」


礼儀ですから


「お前の礼儀は不自然になる事か?」


ささッ‥お召し上がり下さいませ。


「食べにくい」


一通りシャッターを切り満面の笑みを浮かべる主


「済みません」


‥注文ですか?

シャッターチャンス増えますか


「増やすな、食べろ」


こ、このゴージャスなパフェ‥頂いて宜しいのですか!?


「俺一人だけ食べているのも落ち着かないからな‥」


貝木さんッ‥ふと‥太っ腹ー!!太っ腹ッ!

「黙って食べろ」


貝木さん‥お優しい
美味しいですー

クリームに埋もれてしまいたいです。


「因みに。別にコレは奢りではないぞ」

‥えあ?


ちょっとお待ちになって‥。あら、お値段

「じゃあな」


ちゃっかり
パフェ2つ分


シットリお会計(主)


マドレーヌとフィナンシェが大好きです!

「自棄だ、ヤケ」


白い苺と白いトウモロコシが食べたい


今なら唐揚げパフェもイケるかも!!


「クリームと唐揚げの新境地か」


挑戦したら責任を持って、　全て頂きます

「というか‥それ美川べるの先生ではないか?」


KOFの庵が食べていた

唐揚げパフェの印象