17/06/23 22:20 (:貝木泥舟)
  不毛な会話323
話題:妄想を語ろう
貝木さん、ちょっとイイですか‥


貝木「畏まってどうした。怖いぞ」


えーとあの。


貝木さんはドコまでの依頼なら受けて頂けるのでしょうか。

貝木「‥依頼したい事でもあるのか?」


貝木の瞳が僅かに仕事モードとなる


‥別に


真顔で言葉を呟く主に
貝木泥舟


貝木「色々思い出されたが、まぁいい。俺が仕事を請け負う条件が聞きたいんだな」


無言で矢鱈頷く主


貝木(何処かで‥あ、赤べこみたいだな‥)

余程理由が聞きたいらしい


俺の動く理由、か。

貝木「ない」


反射的に首を傾げる主に、 もう一度


貝木「気紛れだ」


気が向く

心が揺れる

血が騒ぐ


貝木「無理矢理理由をつけるなら、だ」

貝木の言葉を聞き、分かった様な分からない様な曖昧な 表情を浮かべたまま


更に、首を横にしたまま帰る主


貝木「首曲がるぞ」

心此処に在らずな主を眺めながら


それこそ反射的に


ついて行く貝木


貝木(あの阿呆に追跡がバレる事は無い)


無事を見届ける位は

貝木「そんなのは」

俺にだって情くらいはある

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