17/06/13 23:54 (:貝木泥舟)
  不毛な会話314
話題:妄想を語ろう
か、貝木氏‥某駅で忘れ物をしたみたいで 一緒に探してもらえませぬか‥。


貝木「悪いな‥用事があるんだ」


そう、ですよね‥


初めから諦めがあったのだろうか。


貝木の言葉を受け、思案しているのが分かる。


貝木「主、ちょっと待っていろ」


小走りで路地へ


‥貝木さん‥あっ


連れて来た男は


忍野「やぁ、お嬢ちゃん。 なんだい暗い顔して」


派手なアロハシャツを翻し 挨拶を交わす。


飄々とした


だけど頼れる男‥


貝木「そんな訳だ。忍野悪いが此奴に付き合ってやってくれ」


忍野「そうか。それじゃあ、行こうか‥お嬢ちゃん」


促され 忍野の元へ

貝木「て、おい」


忍野「なんだい?」


忍野の側、たまらずニヤける主


貝木「お前なんだ、忍野が良かったのか?」


いやあの、、嬉し‥!珍しいので

忍野「そうかい‥嬉しいならなによりだ」


主の肩に手を置く


貝木「手を置くな」

振り返り、忍野


忍野「どうしたんだい貝木?‥俺はいつも通りだぞ。それより貝木、用事は?」


溜め息 ひとつ


貝木「そうだった‥すっかり忘れていた。じゃあ宜しくな」

雑踏に消える2人‥


貝木「うーん」


複雑な表情で


彼等を見送らずに 見送る


0




*#

[top]
-エムブロ-