話題:妄想を語ろう
「ジャポンのサクラってのがあるみたいだよ、桜。」
「こ‥こんな時に!」
敵の攻撃を避け
反撃。
「こんなの日常会話の一部だろ?」
真顔で首を傾げながら、夥しい数の敵を操るシャルナーク
「まだ、私ッ‥!」
辛うじて攻撃を避けるが 上手く反撃出来ない。
「まぁダメージ受けないだけマシかな」
前よりマシ
彼女の背後に迫る敵を倒す
鮮やかに
単なる日常の様に
「ハァ‥ハァ‥」
「オーラ乱れているよ。深呼吸して」
(呼吸乱れてない‥やっぱり凄いなぁ)
「で、さぁ」
「‥?」
「ジャポンに咲く桜見に行かない?」
答える前に手を掴み車に乗り込む
強引なシャルナーク
呆気にとられる彼女に言う
「桜、綺麗だよ。
後悔させないから」
(じ、ジャポンまで;)
シャルナークの悪い冗談
本当はヨークシンシティで桜が目玉のイベントがある。
30分程度のドライブ
「仕事は済んだし‥暫くは暇だからね」
まだ言わない
不安そうな瞳で見上げる君が‥いい。
そばに居て欲しい
なーんて
(悪趣味だなぁ‥)
嘘吐いて君と。