今日、じーちゃんの夢を見たわ。

じーちゃんが「ここの温泉饅頭がうまいんや」と言ってたけど、何台かのローテーブルを囲むように置かれたソファーには、おじいさんばかりが、それも座るのではなく横たわって寝ている。
それはまるでデイサービスみたい。でも、窓から見える景色は、異人館かテーマパークの一角を思わせるハイカラなエンブレムが目立つ洋館。
私が、じーちゃんの頭側にあった丸イスの上のドラえもんのぬいぐるみを退かせて座ると、じーちゃんは体を起こしてコーピーを飲みながらチラシを係員らしきスタッフに見せてた。
そのチラシがあると、小学生には折り紙やらノートやらがもらえるらしい。 そのチラシはお母さんからもらったらしいけど、2枚しかなくて、一枚で何回も使えるのかと聞いてるようです。　じーちゃんは、テーブルにあった包装紙らしきものをどかして、「母の日やから、カーネーションがもらえるんやで」と言ったけど、今日は父の日。
　じーちゃんは、チラシは3枚必要やってお母さんに言っといたと言うけど、なんか違和感があるなあ。
スタッフが戻るのを待つ間、私はテーブルに出された水を飲んだ。

ん？ 暖かくも冷たくもない。しかも すんごい濁ってる。
温泉だから？ 見た目はアクエリアスに近いけど、何の味もしない。

私はじーちゃんに、静香姉ちゃんの旦那さんが亡くなられたから、お盆にお仏壇を拝みに行くんだと話したんやけど、
じーちゃんは知らないと言ってた。
トボケたのか、マジでぼけちゃったのか微妙な反応だった。
その辺りで、夢かもと気づいた。 窓から見えた建物の名前だけでも記憶しておきたいと思うのに、夢の中の私も視力が足りないらしく、なんて書いてるかわからんかった。
また、じーちゃんに会いたいなあ。