精神科医が書いた記事が興味深かった。
人間がなんらかの集団になったとき、きちんとした“課題”が与えられないと不安になって、一種の集団精神病のような状態になるという観察をした精神分析医によれば、人間はそうした不安に対処して、集団でまとまろうとする傾向があり、以下の3つのパターンをとるという。
・「依存グループ」
メシア(救世主)のような強いリーダーにみんなが頼って集団がまとまろうとする心理である。国の混乱期に独裁者が現れやすいのも心理が反映されていると考えられる。
・「闘争・逃避グループ」
グループの外側か内側に仮想の敵を作って、みんなでそれと闘おうとしたり、みんなでそれから逃げようとしたりすることで集団がまとまろうとする心理である。
・「つがいグループ」
集団の中でカップルが生まれるとみんなで祝福することでグループがまとまろうとする心理だ。これは、つがいが生み出す子供に期待するという思いが含まれており、基本的にはめでたいことをみんなで祝い、未来への希望でグループがまとまる効果がある。
グループ心理の怖いところは、その心理に染まることである種の思考停止が起こることで、賢い人がバカにならないために自己チェックやセルフモニタリングは必須だと結ばれていた。
賢くないから余計に気を付けたいって思った。
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日韓の対立を「やたらと煽るバカ」が増えるワケ
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ゆく夏に想い残せば寂しくて 汗吹くほどに感じたき君