紅茶一杯。



攻め希望する師弟
2018年6月28日 15:54


話題:妄想を語ろう

※モブサイコ100妄想注意
※お互いに攻め志望な師弟



モブが師匠の事好きになっちゃって、ついに告白したら最初やっぱり「お前……本気か?」って動揺したんだけど、モブが本気だと知って、悩んだ末に「…プラトニックなら良いぞ。」て受け入れてくれた師匠。
モブはOK出た事に受かれちゃって、プラトニックの意味もよく知らず喜ぶ。師匠は師匠で、そんなに喜んじゃうのかよ……って恥ずかしさと嬉しさで顔上げられない。

お付き合いスタートしたはいいけど、あんまり普段と変わらない。師匠の手伝いして、一緒にたこ焼き食べて、客が居なければ漫画読んだりしてバイト時間過ごして、師匠に客からの差し入れをオヤツに貰ったりして。
恋人らしいことしてないような、と気付くモブ。師匠に伝えたところ、えっ…じゃあカップルっぽいことする?みたいな事になって、なにする?って会議する二人。
「恋人って言っても俺達はプラトニックだからなぁ。」
「そういえばプラトニックってなんですか。」
「簡単に言うと清い関係のことだ。性的な物を含まないお付き合いの事だな。」
「性的……」
「別に必要ないだろ?」
「ええ…まぁ、はい。」
そういうことがすっぽり頭から抜け落ちてたモブ。今更気付くモブ。
「とりあえずハグでもしとくか?」
って師匠に言われて、そうですね、してみましょう。ってハグする師弟。
「どうよモブ。」
「なんかちょっと、良いですね。」
「そうか。」
ってモブが楽しそうならいいやってハグ続ける師匠。
「モブー。そろそろ……」
「もう少しいいですか。なんか、ちょっと…解りそうな……」
なにを?ってなる師匠。じわじわ腕に力が入って、ぎゅうっと抱き締めるモブ。師匠を抱き締めているうちに、なんだか込み上げてくる感情に気付く。なんだろうこれ、と師匠をハグしたまま目を瞑る。なんだか心がポカポカするような、ドキドキするような。大好きだなぁって気持ちが溢れそうな。その中にさらにドロリとした熱を持った強い感情が、いる。
(これは一体なんなんだろう。)
ってモブが『それ』に近づこうとしていると、師匠からストップが入る。もう予約客がくるから終了だと。解りそうで分からなかった正体に、少し不満が残るモブ。
バイト上がりに師匠にまたハグ要望して、ハグする師弟。離そうとするとハグ延長を言われて
「またかよ。お前これ好きだな。」
って笑う師匠。師匠的にはハグっていうより抱っこしてる感覚に近い。ので、ついあやすように『よしよし』してしまう師匠。それに気付かずひたすら『謎の感情』の正体を探るモブ。


感情の正体が解らずストレスが地味に溜まるモブ。もしかしたらハグ自体になにかあるのかも?と思い、律に「ねぇ律。ちょっと抱きしめても良いかな?」って訊いて律を大変動揺させるモブ。
えっえっなんで?って動揺しつつもハグ許可する律。ハグし終えて、ちょっとガッカリして「ありがとう律。ごめんね。」(答えが得られなかった)って去っていったモブに何かショックな律。


「他にも恋人らしい事するか。」
ハグ中に師匠が言って、何がありますかねって目をとじてるモブが返す。
「手を繋ぐとか?」
と言われて、ハグのまま手をつなぐモブ。いわゆる恋人繋ぎになる。
「おいおいこの繋ぎ方じゃカップルみたいじゃねーか。」
「いや、カップルですよね?」
「そうだった。」
素で言ってしまった師匠。不満顔のモブ。恋人繋ぎをしたことで、ずっと奥にあったドロリとした感情がまた姿を現した。今度こそは逃すまいと『それ』に手を伸ばし、触れることが出来た。
「あ。」
「どうした?モブ。」
顔がみるみる赤くなる。ドキドキと胸が早鐘を打つ。ゾクゾクと体を満たしていく感情。
「…師匠!好きです!!」
師匠から体を離して両腕を掴み、高ぶる感情に押されて、滲む涙目で叫ぶモブ。
気圧された師匠は狼狽えながら
「えっ!?あ、うん。俺も。」
って返す。えっ?なに今更。って動揺する師匠に、上手くこの感覚を気持ちを伝えられなくてヤキモキするモブ。要するに性的な欲望が漸く目覚めちゃったモブ。

応接用ソファーで向かい合って座り、師匠になんとか説明して、師匠は師匠でマジか〜…って項垂れる。プラトニック押ししても、もうモブは満足してくれない。えー…どうする?キスまでなら許しちゃう?って悩む師匠。でも一度許したらエスカレートするよな……って苦悩する師匠。ソワソワもじもじしながら師匠チラ見してるモブ。
その姿に胸がキュンキュンしちゃう師匠。師匠は師匠でちゃんとモブ大好きで、だけどモブには逃げ道を用意しておかないと、とプラトニック押しだった師匠。
「つまり、まとめるとお前は俺と性的な関係を持ちたいと。」
真っ赤になって固まるモブ。ああくそ可愛いなって思う師匠。
「わかってんのかモブ。そっちに進むってことは、もう後戻り出来なくなるって事なんだぞ?」
プレッシャーを与える師匠。出来ればプラトニックのままがいい。師匠の言葉に怖じ気づくモブ。
「本当に、戻れないんですか?」
「……やり直せない事もない。が、負う傷は深いぞ。」
特に俺が。とは伏せる師匠。モブは震えながら
「でも、今引き返してもずっと心のどこかで残ってる気がする……他の誰かを好きになっても、師匠の事は、ずっと。」
俯くモブ。
「初めては、本番に取っとけよ。」
「今の僕の本番は師匠です。」
「今はな。」
突き放した言い方に、傷付くモブ。
「先の事を見据えろモブ。俺との事は綺麗な思い出にでもしてくれ。」
「自分で言っちゃうんですか。」
「それくらいは希望してもいいだろ。」
綺麗な思い出くらい。と不満気な師匠。
「でも、もう気付いてしまったんだ。自分の欲望に。だから、もう引き返せる場所は過ぎたような気がする。師匠、もう手遅れです。」
まっすぐ師匠を見つめる。
「いや、大丈夫だモブ。まだ引き返せる。」
「いやだ。この感情を潰したくない。師匠が好きなんだ。師匠が、だ……抱きたいんだっ!」
勇気を振り絞ったモブに、師匠は困惑する。
「えっ お前、俺を抱きたいの?マジで?えっ?なんで?」
激しく動揺する師匠。
「なんでって……好きだからですよ。」
「いや、だって、俺だぞ!?」
抱かれる想定なんかしたことが無かった師匠は激しく混乱する。
「お前、俺を抱けるのか!?」
「……はい、抱けます。」
ちょっとだけ間があったのを見逃さない師匠。
「今躊躇ったろ。まだ迷いがあるって事だ。そんな半端な奴に抱かれる気はない。てか、こういうのは普通、俺が抱く側だろう。」
「僕をですか?」
頷く師匠。青ざめるモブ。
「嫌です。普通だと僕が抱かれないといけないんですか。」
「だって俺は大人だし。」
「年上しか抱いちゃいけないんですか。」
グイグイ来るな、とたじろぐ師匠。
「それに、師匠は僕を抱くのに躊躇いはないんですか。」
「ない。」
キッパリ言われてちょっと怯むモブ。言われると思っていたので対策できた師匠。
「お前は(色々あるけど)可愛いし。」
「師匠だって可愛い(時もある)じゃないですか。」
「可愛くはねーだろ。」
「ツチノコ探しに来て松茸にはしゃぐ師匠とか。」
「ずいぶん昔の持ってきたな。」
「たこ焼きもちゃんと食べられないところとか。」
「え、待ってモブそんな風に思ってたの?」
「でも、たこ焼き冷ましてあげるの結構好きですよ。」
雛鳥みたいに待ってる師匠とか可愛いです。って言われて落ち込む師匠。
「人面犬洗うときのはしゃぎ具合とか。」
「もういい。わかったから止めてくれ。」
頭を抱えて落ち込む師匠。素直に止めるモブ。
「『可愛い』ほうが抱かれるなら、師匠だって可能性がありますよね。年齢は無理ですけど。でも、男女の年の差カップルだって、いっぱいいるじゃないですか。なら歳も関係ないはずです。」
なんとかしてモブを丸め込まないと、と頭抱えながら必死に考える師匠。自分が抱かれるなんて考えられない師匠。苦肉の策で、声を震わせながら
「お前、本当に俺で出来んの…?」
って訊く師匠。
「多分できます。」
もうここに賭けるしかない師匠。
「そうか、じゃあやってみろ。」
実際にその状況になったら出来ないに違いないと踏んだ師匠。その時またモブは泣くかもしれない。そうなったら慰めてやろう、くらいに思ってる師匠。



って、やたら長くなっちゃいました。脳からきた『攻め希望する師弟』ってお題に挑んだら、こんなことに。まとめ上手になりたいです。


コメント:0
モブサイコ100




前n 次n 戻る 上へ


-エムブロ-