紅茶一杯。



言葉遊び34。(バトン)
2017年11月17日 15:36

もういっちょ




下記の文章に言葉を足してみてください。暇潰しにどうぞ。


1、カタカタとキーボードの音が鳴る
→目の前で滑らかに動く指を、膝に座って眺めている。何がおもしろいんだ?と、頭上で困惑しているアナタに顔を向けて笑う。
「まぁ……楽しいんだったら、良かったな。」
そろそろ足が痛いんだが…と呟くのを聞かなかったことにして、再び目の前で動く指を眺めた。




2、道しるべに、と落とした言葉
→後から来た君は、ひとつひとつバラされた文字に意味があると気付き読んでいくだろう。
この壮大なラブレターに君は何を思うかな。




3、無表情なあなたの
→顔が綻んだとき、すごく嬉しかったんだよ。
ささやかな笑みだったけれど、私は幸せな気持ちになったんだ。
他人が笑ったくらいでこんなに嬉しくなると思う?
どこが好きって聞いたわね。これは理由にはならないの?
「笑顔ひとつで嬉しくなるって、それもう大好きってことでしょ?」
首を傾げたら、あなたは俯いて真っ赤になってた。かわいい。




4、安くはないが高くもない
→絶妙な値段を選んだな。
高ければ突っぱねられると、安すぎたら本気に取ってもらえないと。
考えたな、感心したぞ。その上であえて言おう。
「お断りだ。」




5、ぐっすり眠れる枕が欲しくて
→色々さがして落ち着いた先が
「俺の膝枕って酷くない?俺どうやって寝るんだよ。」




6、たったひとりのお客様
→もう朽ち果てて、消えるだけだった私を再び甦らせてくれたお礼はたっぷりしてあげますね。
と、死にかけていた神様が私の前に現れた。邪悪な笑顔をして。




7、年中行事にかこつけて
→帰省しては裏庭で何かしてる従姉の後をつけてみたら、倉庫でラジカセから曲流して一心不乱に躍り狂ってて都会って怖ぇ…って思った。




8、洗い忘れた白いシャツ
→洗濯機に入れる前にあの人の残り香を胸に吸い込む。
愛しさに満たされていると、背後の気配に気付いて振り向く。
入り口で照れてる姿に羞恥心と八つ当たりが爆発してシャツを顔めがけてぶん投げた。




9、貴方を捕まえることになろうとは
→思わなかったし、嘘であって欲しかった。
今からでもドッキリ看板をだして欲しい。
そう泣きそうに言ったら、手錠をはめた貴方がテッテレー♪と小声で言い出したので反射的に殴った。




次に回す人→フリー

ありがとうございました。



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コレかいた後いろいろ起きて今心臓がバクバクしている。とりあえず良かった、神様ありがとうございます……。
ちなみに7番の都会怖いは、従姉にあんな奇行をさせる都会が怖い、の意味です。


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