ようやく書き上げた……んだけど正直かなり残念な仕上がりです。ちなみに最近恒例になっている二本立て。

作者さんはBESTとか書かれてるけど、てきとーに選んだので全然ベストじゃないわ。(苦笑)

まあそれでもどの作品もおすすめなことに変わりはないので……



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VOCALOID favorite songs *2009*


今年投稿されたボカロオリジナル曲、歌ってみた等を振り返ってください!
自由にコメントを交えながらどうぞ^^


●総合BEST15●
01:ぼくらの16bit戦争/sasakure.UK
今年のささくれさんの人気といったら、去年のcosMoさんを思い出してしまうほどのすごさだった。
「ワンダーラスト」然り、「*ハロー、プラネット。」然り、「カムパネルラ」然り、そしてこの「ぼくらの16bit戦争」もまた然り。
そんなわけで今年の第一線を飾るPの一人として選んでみた。
この曲は初めて聴いたときから大好き。プログレっていうんだっけ?
歌詞がすっげー難しくて全然理解できないんだけど、それでもこういう詞は泣けると思うんだ。

02:1925/T-POCKET
これは衝撃的だった。真剣構えて待ってたら斜め後ろからはりせんで叩かれた感じ。
歌詞の言葉遊びはめちゃめちゃ上手いのに言ってることはそれを鼻で笑い飛ばすような内容で、他の追従を全く許さない小気味良さがある。

03:ボーカロイドたちがCLANNADライブを始めたようです/ココアシガレットP
ココアシガレットPによるアニメ「CLANNAD」曲のピアノトリオアレンジメドレー。
とにかくこの方はボカロ文化屈指のJazzセンスの持ち主だと思う。
10分の大作なのに途中で飽きるどころかリピートしたくなるほどのおしゃれさ。
それだけでもすごいのに動画に仕込まれたネタがまた爆笑もので、初聴きのときはそれしか頭に残らないんだよなー。

04:Fantasia Nr.2/Treow
「Piece of Cipher」より。
これはもう、圧巻というより異常に近い。この方は本気でレベルが違うと思った。
クラシックのような精巧さと電子音楽のビート感を兼ね備えた……だめだ言葉にならん。
CD買った人にしか聴いてもらえないのが残念。まあニコニコに上がっても全く伸びないだろうけど…

05:Just Be Friends/DixieFlatline
ようやく評価されるべき人が評価されたか、と。Dixieさんもまたレベルが一段違う人だし。
こういう四つ打ち曲は「Sweetiex2」で終わりだと思っていたので正直意外だった。
こういう曲調は専門外なはずなのに、それでもこの完成度なのはさすがDixieさん。
でもこの曲が有名になった割にはDixieさんの知名度ってイマイチな気がするんだよなー。
つーかまあJBFを好きになった人が果たして「ジェイコブズ・ラダー」なんかを好きになるかどうかは大いに疑問だしね。

06:oblivescence/夕闇P
夕闇P一年振りの新曲!(当時)
ボカロ好きになったばかりの頃「夕闇メロディ」を聴きまくった私にとって、夕闇Pはかなり特別な方。大好き!
最初の一音で心臓を鷲掴みにされるような夕闇Pの魅力はこの曲でも健在。
ピチカートの美しさやちょっとうつむいたようなメロディの深みがたまらない。

07:Palette/ゆよゆっぺ
今年に入って知ったPで、かつ大好きなPの一人。
緩急のきいた曲調、分厚いベース、壮大なサビなど正に「ゆっぺ節」と言えるような個性をお持ちの方。
「Palette」はそんなゆっぺさんの作品の中でも特に有名なものの一つだと思うんだけど、ここでももちろんゆっぺ節は健在で壮大に歌い上げるサビは圧巻。
それからこのイントロはめちゃくちゃカッコいいと思う。綺麗な装飾品のような感じかな。
ただゆっぺルカの醍醐味といえばメグリーモ(巡音+スクリーモ)の素晴らしさだと思うんだけど、「Palette」にはそのパートがないのが少し寂しい感はある。

08:parallelines/DATEKEN
DATEKENさんを初めて知ったのは普通に「紡唄 -つむぎうた-」だった。
今のところDATEKENさんの代表作といえば紡唄だからあの民族調なイメージが強い人が多いだろうし、事実DATEKENさんは素晴らしい民族調の曲をたくさん書いてらっしゃる方でもある。
でも、私にとってはそれ以上に2stepやR&Bのイメージが強い。
ちなみにそういうイメージを持つに至った原因の一つであるこの「parallelines」に出会ったのは、先の「Just Be Friends」のDixieさんがブログで紹介してらっしゃったのがきっかけだったり。
どこか温かい音と双子の幼さの残る歌声が魅力的な一方で、キラリと光る完成度の高さがまたかっこいい。

09:チューニング/光収容
光収容さん初聴きだった私にその実力を見せつけた曲。
パリッと乾いたサウンドとキラリと光るギターセンス。すぐに他の曲も巡回して、大好きになった。
ボーカルがリンってのがまたいい。パリッとした音に勢いのあるリンの歌声がよく合うんだ。

10:テレパステレパス/若干P
まあこの方ならこの位の評価はされて当然だろーと当時は思ったもんだなあ。
基本的に乾いていて薄味な曲に人肌の詞が乗るというのが若干Pだと思うんだけど、これはかなり濃い味付け。中毒性も高い。
詞がまた、それを笑顔で歌うのかって感じで非凡。
とりあえず初音さんの「テレパステレパスルルルルルー」の真似はみんな一回くらいしたよね? ……よね?



続く