桜徒然


5月3日 01:07 :読書
『あしたの君へ』

気づけばもう5月。
GWに突入しているけれど、飛び石出勤!で全然ゴールデンじゃない。

そして職場の引っ越しと来月からの手術・入院準備とそれに関する総務課への届出書類の提出なんかでなんだか毎日いろいろ忙しい。
読書の時間をあまり取れないのが悲しいな。

そして、この数か月ずっと 具合が悪い。
でも、仕事と手術のことばっかり考えていると気が滅入ってくるので、ついついライブや舞台や野球観戦や飲み会・お食事会とか予定を入れちゃうから余計疲れて具合が悪くなってるんだよね。
でも辛い時ほど楽しいことを探したくなるからしょうがない。




ま、とりあえず、久しぶりに本の話。






見習いの家裁調査官補は、先輩から、親しみを込めて「カンポちゃん」と呼ばれる。「カンポちゃん」の望月大地は、心を開かない相談者たちを相手に、真実に辿り着くことができるのか-。全5話。





友達が貸してくれた本。
何の予備知識も期待もなく読み始めたら面白かった!


主人公は、裁判所職員採用試験に合格し、家裁調査官に採用された望月大地。
家庭裁判所調査官の仕事は、少年審判や離婚問題の背景を調査して、裁判官が判断の参考にする資料を作成する仕事。
この見習いの家裁調査官補の成長物語。

あまり馴染みのないこの仕事の内容が分かって面白い。世の中にはいろんな仕事があるんだねぇ。
離婚や少年犯罪と向き合う仕事なので、もっと暗く重い雰囲気になりそうなところを、主人公や先輩家裁調査官たちのキャラクターとミステリー仕立てのストーリーのおかげで、読みやすくなっている。
ニュースや新聞で話題になったような事案をテーマをしているのも興味深かった。

主人公が様々な問題に向き合い悩みながらも、関係者それぞれにとって最善の解決策を探そうと努力する姿に好感が持てる。




話題:本の感想



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