ありがとうの文字

たくさんのことがあった。榊と家族になっていくことを(試行錯誤、模索していくことを)決めたこととか、絵の計画がほぼ固まったこととか。でも全てエントリーが弾かれていて、僕も、そのまま放置してしまっている。
たぶん相応しくない記事だったんだと思う。時期とか何かが。


今日僕は感謝状のようなものをもらった。
評されたのは年月なのだけど、それはいたずらに積み重ねたもの。気づいたらそれだけ経っていた、それだけのことなのだ。それにこの日も僕は10人にも満たないメンバーに、気なんて一つも遣えなくて。受け取っていいのかと思うことが、その最中でさえあったくらいだった。

受け取るなら、送別会のように、えーコホンなどと挨拶を述べなくては居心地が悪くて、でもそのための時間ではなかったから、あっという間にタイミングは失われて。それでいいような、いやいやとてつもなく申し訳ないような。

とりあえず、家に帰ったらジジババズのためのスペースに置いた。
少し見上げて、改めて見る感謝状の表書き

勤続・・年
ありがとう

・・・・社、社長・・・・

という、なんとも素直で飾り気ゼロのクセありまくりの字。


見ていたら涙が出てきた。なんだろう。よく頑張った、でもないし、むしろ有難うのような。

家族でも友人でもない人から、ありがとうという言葉を、文字を、カタチで授かれることって、思えばなかなかなくて。不思議で、だからこそ未知の気持ちに出合った。僕の中で。