内訳

持て余し気味だった週休の二日が実質的に一日になった。というか、僕に限って言えば「そうした」。

稼働日となった一日は榊とコンビで動いている。家族とはまた違う繋がり方や過ごし方をしている。
だからなのだろうか。この唯一の休日に僕は素朴な尊い感覚と開放感で満たされる。
大切に有意義に過ごしたい気持ちというべきか。

有意義、少し前なら真面目なことしか考えられなかった。
大切、少し前なら詰め込むことしか考えられなかった。

今は。

多少なまけだったとしても、自分が安らげて楽しめたならいい、という感じ。真面目にだらけて、真面目に遊ぶ。それが今の僕にとっての有意義と大切の内訳。



昨日の外出は、家のごく近くでのことなのだけど、そういうわけで、僕の中ではデートなのであった。